岡山県真庭市は13日、市オオサンショウウオ保護センターで飼育展示してきた国の特別天然記念物オオサンショウウオの「リュウ」が死んだと発表した。体長150センチ以上、体重約60キロで、国内最大級の“大物”だった。 市によると、昭和46年からセンターで飼育していた。性別や正確な年齢は分からないが、体長などから推定すると100歳以上で、老衰で死んだとみられる。 5月に市が愛称を公募し、6月末に「リュウ」と命名されたばかりだった。同市の担当者は「寿命で仕方ないが、長い間地域の方や観光客に親しんでもらった。大変残念」と話している。