レッドディザイア(手前)が引退。同期ブエナビスタ(奥)との名勝負は中央競馬を盛り上げた=09年10月18日京都競馬場、秋華賞優勝時【フォト】 09年の牝馬クラシック戦線でブエナビスタのライバルとして活躍し、同年の秋華賞を制したレッドディザイア(栗・松永幹、牝5)が、2日に行ったエリザベス女王杯の1週前追い切り後に鼻出血を発症。このまま引退、繁殖入りが決まった。 レッドディザイアは昨年6月の宝塚記念の最終追い切り後にも鼻出血を発症して、同レースを回避。今回が2度目だったことから関係者が協議した結果、今後、出走できるレースが限られることや、5歳の年齢面も考慮されて引退となった。8月のGII札幌記念3着が最後のレースとなった。 松永幹夫調教師は「厩舎に初GIをプレゼントしてくれた馬ですし、海外遠征(10年GIIドバイマクトゥームチャレンジラウンドIII優勝、ドバイワールドC11着ほか)などの貴重