「あらゆる意味で米国の英雄」=イノウエ氏の遺体、議会に安置 「あらゆる意味で米国の英雄」=イノウエ氏の遺体、議会に安置 20日、ワシントンの米連邦議事堂に安置されたダニエル・イノウエ上院議員のひつぎのそばに立つイノウエ夫人(AFP=時事) 【ワシントン時事】17日に88歳で死去したダニエル・イノウエ米上院議員の遺体を納めたひつぎが20日、ワシントンの連邦議事堂中央にある円形大広間に安置された。式典に出席したバイデン副大統領は「あらゆる意味において米国の英雄だった」とたたえた。 バイデン氏は副大統領就任まで36年間、上院に在籍し、イノウエ氏と親交を深めた。星条旗に包まれたひつぎを前にバイデン氏は、イノウエ氏が第2次大戦中の激闘で右腕を失いながら戦い続けたことに触れ、「これほど肉体的にも精神的にも強い男に会ったことはない」と語った。 米メディアによると、遺体が大広間に安置されたのは32人