来季も飛ぶボール!NPB隠ぺい騒動も品質高く評価 9月15日の阪神戦で日本新記録更新となる56号2ランを放ったバレンティン プロ野球の統一球の来季“続投”が、18日までに決まった。日本野球機構(NPB)が「飛ぶボール」への仕様変更を隠蔽していたことで何かと騒がせたが、品質に対する球界内の評価が高く、今の仕様のまま、製造元のミズノ社との1年間の契約を延長することになった。 お騒がせの主役が来季もグラウンドで見られることになった。今年の球界の話題をさらった「新統一球」、いわゆる飛ぶボールの続投がひっそりと内定していた。すでに12球団の承認も得ており、製造元であるミズノ社に発注する方針。反発係数などに変化はないが、これまで入っていたコミッショナーのサインは刻まれず、従来のシンプルなものに戻る。 背景には、ボールの完成度の高さがある。ある球界関係者は「今年の野球が、投打がかなりいいバランスの上に成