読者に「もうあなたはへこへこしないでくれ」「自信をもって女性差別を教えてやるという態度でいてくれ」「なぜなら、相手はあなたに敬意を持っていない。そして、あなたが書くものを読む若い人が堂々とした態度を学ぶから」 と言ったので、ああ、そうか、じゃあ、わたしはそうしようと思った。 長い間、二十年近く、女性差別について書いているのに、なぜ、わたしは今だに教えを乞う態度でいるのだろうかと考えたら、それは、わたしが「女性」は「教えを乞う態度でいるべき」というコードを内面化していたからだった。 改めて考えてみると、わたしは、子供たちを教えているのだから、もう、わたしは学ぶよりも教える立場として書くべきなのだ。 指摘の通り、わたしが女性差別を訴えるとき、ほかの差別を訴える人が、便乗してきて、わたしの勢いをそぐことがよくある。 ある女性とある男性がもめたとき、女性にだけ「注意」される、というのはよく見た光景
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