地震などの突然の災害時に支援が届くまでの間をしのぐ、食糧や水、懐中電灯やラジオなど・・・避難・防災グッズをセットにした防災バックやリュック。 どうやら今後はそこにサランラップやクレラップが加わりそうです。 旭化成がサランラップ10万本を熊本地震の被災地に寄付すると発表しました。 思わず「サランラップ?」と思ってしましましたが、実はサランラップとは戦争での使用を想定して作られたものなんです。 その歴史と災害時の便利な使い方をまとめてみました。 サランラップとは?樹脂フィルムでできた食品用ラップフィルム。 サランラップ自体が食品用ラップフィルムの総称のように思われていますが、この手の樹脂フィルムを最初に開発したアメリカのダウ・ケミカルが世界各国で持つ商標(商品名)です。※日本ではダウ・ケミカルと旭ケミカルの共同保持。 素材ダウ・ケミカル社が最初に使ったのはポリ塩化ビニリデンですが、現在はポリ塩