経営再建中のアメリカの大手航空会社「アメリカン航空」と「USエアウェイズ」が合併することで合意したと、アメリカの複数の主要なメディアが伝え、輸送実績で世界最大規模の航空会社が誕生する見通しとなりました。 アメリカのウォールストリート・ジャーナルなど複数の主要なメディアは13日、おととし秋に経営が破たんし再建中のアメリカン航空とUSエアウェイズが合併することで合意したと一斉に伝えました。 アメリカン航空は、世界のおよそ50か国で1日3500便を運航する輸送実績でアメリカ第3位の航空会社で、USエアウェイズも国内線を中心に1日3000便を運航し、第5位となっています。 両社は、合併で経営を効率化して収益を高め生き残りを目指すものとみられ、合併後の社名はアメリカン航空となる見通しです。 アメリカでは、2008年の世界的な金融危機のあと、経営が悪化した航空会社の再編が加速し、3年前には、ユナイテッ