今日はジュブナイルな気分で悶えることになる小説について書こうと思います。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけくださいね。 温泉街、親の旅館の大きさが学校でのヒエラルキーに直結した社会 まく子 (福音館の単行本) 作者: 西加奈子 出版社/メーカー: 福音館書店 発売日: 2016/02/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 主人公の慧は全国区ってわけでもない温泉街の集落に暮らす小学5年生です。 自分の家も旅館。 かーちゃんがおかみで、とーちゃんが料理長。 従業員も何人かいるけど、集落での旅館のランクは中の下。旅館のランクがそのままクラスでの自分のランクにもなる。クラスの仲間は小さかった頃から知っている。なんなら一緒に風呂にも入っている。 そんな社会。 最近クラスの女子たちが色気付き出してキモい。 今までよく遊んでもらっていたちょっと上のお兄ちゃん
![【読書感想】『まく子』「なんでそんなに10歳の男の子の気持ちがわかるの!?」と西加奈子さんに聞きたくなる - りとブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d931e4eadb80812f5c3f0424b6351b6d99fe0eb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51Dr7oEOqqL.jpg)