今年の夏アニメで視聴して最も楽しかったのは『アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd』だ。近未来、「ウィルウェア」犯罪に対抗するため組織された特殊部隊「機動強襲室第八係」通称「ダイハチ」の活躍を描いた物語であり、本作はその第2期。 セカンドシーズンになって面白さが加速した。そう言っていいはずだ。あるいは「作品のお約束が浸透し、楽しみ方の幅が広がった」と書いた方がわかりやすいかもしれない。稲城都知事やバードの陰謀を追うというストーリーの幹は用意されているし、伏線も張ってあるが、基本的にどこから観てもいい気楽な(計算された「気楽さ」だ)一話完結のスタイル。 軽妙な作劇が心地良く、サービスも欠かさない。好例は評判の高い第7話「絶対ピーピング宣言」。 3Dプリンターを使って等身大フィギュアを製作する違法業者が小型ドローンで女性陣の眩しい肢体を盗撮……という体でその映像を提供してくれる、変則的
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