進捗遅れを防ぐには、チーム全員で危機感を共有し、遅れをいち早く見つけ、課題を確実に解消していくことが重要だ。この一連のマネジメントサイクルを回すにはどうすればよいのか。進捗遅れ対策で成果を上げている現場の工夫を紹介する。 進捗遅れを防ぐ上で、プロジェクトマネジャーが果たすべき役割は大きい。たとえ優秀なメンバーが集まったとしても、マネジメント不在では、進捗遅れを防ぐのは難しいだろう。メンバーがじっくり丁寧にタスクを行えば、それによって進捗遅れが発生しかねないからである。 そこでプロジェクトマネジャーにはチーム内で進捗遅れに対する危機感を共有し、適度な緊張感・プレッシャーを生み出すことが求められる。それでも、進捗遅れは必ず起こるものである。プロジェクトマネジャーは日ごろからメンバーの様子に目を光らせ、定例会での進捗報告を待つことなく、いち早く遅れを見つけ出したい。その上で、進捗遅れの原因となる
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