A. リスクテイクしない国 日本 2008年7月22日、平成20年度経済財政白書が発表された。その内容をひとことで言えば、日本企業(家計も)は概してリスクテイクが低く、それでは経済成長は望めないということ。リスクに対する強靱な対応能力が必要で、日本型経営の良さもあるのだが、日本型経営方針を貫き、安定的に収益上げている大企業は、経営に成功しているように見えるが、収益性は高くない、適切なマネジメントの下で、リスクを積極的に取っていくことが収益性を高め、成長機会を大きくすると結論付けている(中西は、3章のうち、第2章しか読んでいないが)。 各紙の反応 23日の各紙は、「リスク取り成長を」「リスク取らねば成長なし」などの見出しで、このことを報じた。読売新聞は、社説でやや批判的な論調だった:「日本経済に迫る危機を乗り切るための処方箋として妥当かどうか、やや疑問の残る切り口だ」という書き出しで始
最近の噂 風の噂ではございますが…… なお、リンクする場合には各コメントの日付のあとにある「id」をクリックすると、そのコメントのユニーク id が url 欄に表示されるぞ。 2012/05 しばらく前に、カルロス・フエンテス他界。しばらく前に、フエンテスの小説やノンフィクションをまとめて読んで、もうフエンテスは一通り見切ったと思っていたが、それでもかの大作「テラ・ノストラ」は未だに期待だし、その才能と知性は刮目すべきものがあり、また一部の文のかっこよさと洗練ぶりはずばぬけたものがあった。正直いって、その洗練ぶりがかれの目指すラテンアメリカ土着的な泥臭さと相容れない面はあって、それが彼の弱点でもあったんじゃないかとも思う。ガルシア=マルケスは、発端となったおばあちゃんの昔話的な語り口があり、バルガス=ジョサは何でも力でねじふせるような野蛮さがあるし、カルペンティエールもそこらへん洗練しす
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