1.2004年12月23日夕刻、ホンジュラス北部最大の商業都市サンペドロスーラ 市チャメレコン区において、不良少年組織マラス(通称。貧困層の少年犯罪 組織で、脅迫や強盗、麻薬密売にも関わっていると見られており、国内に約 1000グループ、約3万人が存在すると報じられている。)のグループ7〜8名 が、2台の車両に分乗し、走行中の路線バスの前後に割り込み、同バスを停 車させた後、車内に乗り込み、乗客及び乗員に向け自動小銃(AK-47、 M-16)を乱射し、子供、女性を含む28人を殺害、32人に重軽傷を負わせると いう無差別大量殺人事件が発生しました。現場には、ロボ国会議長を脅迫す る内容のメモが残されていたと報じられています。 2.マラスは、同国のマドゥーロ大統領、ロボ国会議長、アルバレス治安大臣 等が強力に推進するマラス撲滅政策に反感を募らせており、それが爆発する 形で、