「みんなネットに振りまわされているなあ」、これが近頃の私の感想です。良きにつけ悪しきにつけ、インターネットはマーケティングに関わる人に、重く重くのしかかっているようです。周りから、SEO、SEM、SNS、アフィリエイト広告など聞こえてこない日はほとんどありませんから。 でも、一歩下がってみると完全にメディアそのものに翻弄されているようにしか見えない。インターネットという新しいパラダイムに活路を見出したいのは分かるのですが、みんなが焦っているのはちょっと滑稽です。 たしかに、インターネットというメディアは、マスメディアと違い、「個」としての消費者に繋がっている。一方的に流れてくるメディアではなく、自発的に探しに行くメディア。しかも2ウェイというコミュニケーションの力もある。マスメディアにどっぷりと浸かってきた20世紀型マーケッターには、魔法のメディアに見えるのは仕方ないでしょう。 ここで、ち