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ブックマーク / sportsnavi.yahoo.co.jp (31)

  • Jリーガーも熱中症か ガイナーレ鳥取、試合中|ニュース|スポーツナビ

    11日午後7時ごろ、鳥取市のとりぎんバードスタジアムでサッカーJ2ガイナーレ鳥取の辻正男選手(26)が、試合中に熱中症とみられる症状で途中交代し、救急車で病院に搬送された。軽症とみられる。 J2ガイナーレ鳥取を運営する「SC鳥取」によると、辻選手は体調不良を訴え、自らピッチの外に出て、前半27分に交代した。チームドクターの判断で、間もなく救急車で搬送された。 ガイナーレ鳥取はJ2カターレ富山と対戦し、2-3で敗れた。

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|ニュース|コラム:静かに敗れたU−19日本代表…なぜ3大会連続世界を逃したのか?

    「なぜ、日は3大会連続でU−20ワールドカップの出場権を逃したのか?」と聞かれても正直、要因が多すぎてうまく応えられない。 逆に言えば、「これが原因で負けた」と言えないからこそ、問題の根っこは深いと考えてもいい。 球際の強さ、ロングボール対策、ピッチコンディション、戦う気持ち…。どれも聞き慣れた言葉が続く。この中で戦う気持ちという面を挙げてみると、今回のU−19日本代表は驚くほど、練習中や試合中の声が少なかった。大人しい選手の集まりと言ってしまえばそれまでだが、強烈な個性をチーム全体に良い意味で波及させるキャラクターがいない。 チームワーク―。それは協調性がすべてではない。戦う集団として、勝利を目指している以上、お互いの主張をぶつけ合うことで、コミュニケーションを図り、よりチームを良くしていこうとする気概は必要だ。声が出ないということは、その気概が低いと受け取られてもおかしくはない

  • 長崎と讃岐はなぜ明暗を分けたのか<前編> - スポーツナビ

    「もっと早くクラブライセンス制度が導入されていれば、今回の経営危機はなかったと思っています」 そう語るのは、大分トリニータを運営する大分FC代表取締役社長、青野浩志である。インタビュー取材をしたのは、今年の10月26日。大分が無条件昇格であるリーグ2位以内を目指して戦っていたころの話である。その後、シーズンを6位で終えた大分が、J1昇格プレーオフに進出。準決勝は京都サンガFCを4−0で、決勝はジェフユナイテッド千葉を1−0で下して、4年ぶりとなる悲願のJ1昇格を果たしたのは周知のとおりだ。再び、青野の言葉から引用する。 「クラブライセンスは『第2のトリニータを出すな』ということなのだと思います。もちろんACL(アジアチャンピオンズリーグ)のこともあるだろうけど、だったらJ1だけでも良かったわけです。それをJ2にも条件を課したのは、すなわち第2のトリニータを出さないということだと思います

  • 昇格4年目の地方クラブを支えるもの<前編> - スポーツナビ

    スタジアム上空は、激しい風が渦巻いていた。 9月17日、台風16号が九州北部を通過していたこの日、岡山のkankoスタジアム(カンスタ)では、J2リーグ第34節、ファジアーノ岡山対湘南ベルマーレの試合が行われようとしていた。試合前、「カンコー学生服」と書かれた看板の前で、岡山のマスコットであるファジ丸と岡山のファンが、強風にあおられながら記念撮影をしていた。カンスタのネーミングライツを取得しているのは、「カンコー学生服」でおなじみの尾崎商事である。岡山にはほかにトンボ学生服、ヨット学生服といったブランドがあり、学生服の全国シェアの8割を占めるという。 「学生服のシェア、ナンバーワン」を誇り、温暖な気候から「晴れの国」とも呼ばれる岡山は、しかし最近までメジャースポーツの空白地帯であった。それでも09年、ファジアーノ岡山が晴れてJクラブとなってから、状況は次第に変わりつつある。J2初年度の

  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|6億円を稼ぐ=シリーズ東京ヴェルディ(3)(1/2)

    サッカークラブを大八車(だいはちぐるま)に例える。けん引するのはトップチームだ。荷台にはサッカーという名の商品が積まれている。選手の周囲をトレーナーやマネジャーなどのスタッフが忙しく動き回り、時にチームの人員が補充され、離脱者を出しながら大八車は前進する。監督、社長、ゼネラルマネジャーといった責任者は人材や商品を管理し、また進路を定める役割を担っている。三者の協議がうまくいかなければ、迷走は避けられない。 これを後押しするのはサポーターだ。直接的に手を貸す人がいれば、沿道で待ち構えて励ます人、見晴らしの良い高台からひたすら祈りをささげる人がいる。ある人は商品の品質にほれ込み、またある人は楽しげな雰囲気に誘われ、やがて同好の士となる。 大八車の車輪を回し続けるためには、人件費や車体のメンテナンスなど何かと費用がかかる。そこで、資金を調達するのが営業スタッフの仕事だ。スポンサーの協賛を募り

  • スポーツナビ | サッカー|ニュース|Jリーグ、今季から実際のプレー時間を公表

    Jリーグは13日、J1・J2実行委員会を開き、今季から実際のプレー時間を意味する「アクチュアルタイム」を節ごとに公表することを決定した。 アクチュアルタイムは、選手の応急処置などでプレーが止まっている時間を除いたもの。中西大介事務局長は「昨年は長い試合と短い試合で、30分近い開きがあった。公表することでクラブだけでなく、レフェリーに対してもスムーズな進行を求めることになる」と意図を説明した。 【関連記事】 ・ Jクラブ将来見据え専用スタジアム構想続々 ・ ザック日4月下旬&5月に国内組合宿 ・ カズ、ポジション「多分GK」!? ・ カズ、Fリーグで1試合限定参戦! ・ レフェリー ・ 応急処置 ・ Jリーグ [ デイリースポーツ 2012年3月13日 18:46 ] 前後の記事 - [サッカー] Jリーグ、今季から実際のプレー時間を公表元ブラジル代表の“お騒がせ男”アドリアーノ計量

  • スポーツナビ|欧州サッカー|オランダ[エールディビジ]|カレンの同点弾で流れ変え、吉田が逆転ゴール(1/2)

    カレンの同点弾で流れ変え、吉田が逆転ゴール (1/2) 日人コンビの活躍でVVVは半世紀ぶりの4連勝 VVVは3日、ホームでNACと対戦し、カレン・ロバートの同点弾、吉田麻也の逆転弾で2−1と競り勝った。これでVVVは1961−62シーズン以来の4連勝。「半世紀ぶりじゃん!」と吉田も驚いた。 VVVは前半ペースを握ったものの、チャンスに決め切れず、自ら試合を難しいものにしてしまった。56分、オウンゴールで失点すると、しばらくチャンスが作れなかった。前半のうちにしっかりゴールを決めておくべきだったのだ。VVVは最初の1時間ほどいいフットボールをしていたが、失点してからチームが混乱してしまった。 その流れを変えたのが、後半から右ウイングに入ったカレン・ロバートの同点ゴールだった。ホラが直接狙ったFKは、GKテン・ラウウェラールの守備範囲だったが、ボールをこぼしてしまった。そこにカレンが走

  • スポーツナビ|欧州サッカー|オランダ[エールディビジ]|今季2得点目のカレン「いいきっかけになれば」(1/2)

  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|コラム|クラブライセンス制度とは何か?(1/2)

    大阪の西野監督をはじめ、長期政権を築いていた指揮官の交代が相次いだのも、クラブライセンス導入を見越した動きである可能性が高い【写真は共同】 Jリーグ開幕から20周年にあたる来年2013年、いよいよクラブライセンス制度の導入が始まる。これに先立って1月17日、JFA(日サッカー協会)ハウスにてメディア向けのクラブライセンス制度の説明会が行われた。このところ、何かと話題になっているクラブライセンス制度だが「クラブに対する審査が厳しくなる」という漠然としたイメージしかわかない人が多いのではないか。とはいえ、クラブライセンス制度導入を視野に入れた各クラブの動きは、すでにあちこちで始まっている。 たとえば今オフは、ガンバ大阪の西野朗監督をはじめ、オズワルド・オリヴェイラ(鹿島アントラーズ)、レヴィー・クルピ(セレッソ大阪)、ミハイロ・ペトロヴィッチ(サンフレッチェ広島)といった長期政権を築いて

  • スポーツナビ | 全国高校サッカー選手権大会 | 第90回 | コラム・会見 | ベスト4の大分、朴監督が提唱する“フリーマンサッカー”(1/2)

    ベスト4の大分、朴監督が提唱する“フリーマンサッカー” (1/2) ストロングスタイルで日サッカー界に一石を投じるか 1回戦で10−0と歴史的な大勝を記録し、九州勢で唯一初戦を勝ち上がり、3回戦では青森山田(青森)、準々決勝では市立西宮(兵庫)を破った。大分県勢として初のベスト4入りを決めた割に、報道の扱いは小さい。そしてそれが、彼ら大分高校の置かれた立場を物語っている。 そんな大分に関する数少ない報道の中で、興味を引くキーワードがあるとすれば“フリーマンサッカー”というものであろう。初戦を突破した試合後に、朴英雄監督自らが問わず語りに口にした言葉である。 朴監督が語るところによると、「ボールの処理をしていない選手(フリーマン)のプレーを増やす」サッカーであるという。そして、その基的な考え方として「相手が縦に行く時間を最大限遅らせる。相手が前にボールを運べない状況」を、人数をかけず

  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|コラム|巻誠一郎、流転の果てに見つけたもの(1/2)

    東京Vに加入して3カ月と少しがたち、周囲の期待に応えつつある巻。20日には古巣との対決を迎える【Getty Images】 巻誠一郎が東京ヴェルディ(以下、東京V)に加入し、3カ月と少したった。加入当初は後半途中から投入され、短い出場時間で結果を出せずにいたが、10月26日の栃木SC戦でスタメンに起用されて以降は4試合2得点と周囲の期待に応えている。 2003年、巻は駒澤大学からジェフユナイテッド千葉(以下、千葉)に加入した。千葉はイビチャ・オシムに率いられ、2005年と2006年のナビスコカップを連覇(編注:2006年は途中からオシムの息子であるアマルが指揮を執っている)。巻は2005年から2年連続2けた得点を挙げ、日本代表に選出されるまでのFWに成長を遂げた。「生涯千葉」を公言する巻だったが、やがて相思相愛の関係は終わり、流転の季節を迎える。 2010年7月、ロシアプレミアリーグの

  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|コラム|松本のジャイアントキリング、再び=天皇杯漫遊記2011(1/2)

    のジャイアントキリング、再び=天皇杯漫遊記2011 (1/2) 3回戦 アルビレックス新潟0−1松山雅FC 北国から冬番のニュースが相次いで届けられた11月16日、天皇杯3回戦が各地で開催された。この時期の天皇杯といえば、晩秋の週末、小春日和のスタンドでのんびり観戦というイメージが定着している。だが、この日はウイークデーの水曜日。当然ながら開催された16試合はすべてナイトゲームとなった。何もこんな日に、急に寒くならなくても――。そう思ったサッカーファンは、決して少なくなかったと思う。かく言う私が、これから向かうのは新潟。天気予報によれば、キックオフ時の気温は9度で、おまけに雨まで降るそうだ。 実はこの4回戦、当初は取材に行けないものとあきらめていた。なぜなら前日の15日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選の取材で、北朝鮮の首都・平壌にいるはずだったからだ。しかしながら、取材申請

  • スポーツナビ|欧州サッカー|オランダ[エールディビジ]|日本代表入りを目指すカレンが抱える迷い(1/2)

    先発復帰したカレン(左)だが、得点には絡めず途中交代。プレー選択に迷いを抱えていることを明かした【写真は共同】 前節、NAC戦で今季初めてスタメン落ちした時、カレン・ロバートは「メンタル的にはかなりキツかったです」とこぼした。しかし今節のエクセルシオール戦では、地元メディアの予想通り、左ウインガーとして先発復帰を果たしていた。 体はキレていた。全然ボールを取られる気がしないとも感じていた。前半終了間際、ムサのクロスをスライディングで押し込みに行ったものの、あと一歩届かないという惜しいチャンスもあった。 まだスコアは0−0の64分だった。ホームのVVVとしては、これから得点を奪いに行きたいところだ。デ・ブック監督はここで長身FWのウチェボを投入した。ベンチに退いたのはカレンだった。こうしてVVVの3トップはNAC戦の先発と同じくムサ、ウチェボ、ヴィルトシュットの並びになった。 後半に入

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|ニュース|初戦は鳥栖で開催=男子サッカー五輪最終予選

  • スポーツナビ | サッカー|Jリーグ|コラム|“してやられた感”の残るドロー=犬の生活2011(1/2)

    お暑うございます。関東地方、梅雨明けの日に5位・熊を迎えた一戦は1−1のドローでした。熊にうまくやられた、というのが率直な感想ですね。 ホームで勝ち点2を失ったゲームであり、千葉のいいところもあまり出ませんでした。39分間は相手が10人だったし、勝っておきたかった。ただ、試合内容からすれば妥当な結果だと思います。 ■出方の違いに戸惑う 熊は長沢駿とファビオが縦の2トップのような関係の4−4−2。長沢は191センチ、ファビオは190センチ、熊は高さのある前線に立ち上がりからロングボールを蹴り込んできた。 この立ち上がりは千葉にとって予想外だったようだ。事前の分析では熊のフォーメーションは中盤をダイヤモンド型に組んだ4−4−2だったのが、エジミウソンと根占真伍のダブルボランチにしたフラット型の4−4−2に変えてきた。 しかも、熊は攻撃のときにフォーメーションを変化させている。

  • スポーツナビ|欧州サッカー|オランダ[エールディビジ]|厳しい残留争いでもまれる吉田とカレン(1/2)

    ゴールこそなかったが、カレンは好調をキープしている。パスワーク、キープ力に加え、ドリブルもたくましさを増している【写真は共同】 ヘーレンフェーンと2−2で引き分け、VVVはほぼ17位を確定させた。エールディビジは残り2節。その後VVVは、2部リーグ勢とプレーオフを戦ってエールディビジ残留を果たさねばならない。そのためにも“勝ち癖”と“勢い”をVVVは作りたかった。 “勝ち癖”をつけることはできなかった。2−1でVVVがリードしたまま迎えたロスタイムに、FKからの混戦でドストにゴールを許してしまい、VVVは逃げ切りに失敗してしまったのだ。この日許した2失点は、共に不必要なファウルで与えたFKから決められてしまった。VVVの守備そのものは安定していただけに、実にもったいない失点だった。 しかし“勢い”は生まれた。86分、スコアは0−1。ここでストライカーのボイマンスが豪快なオーバーヘッドシ

  • スポーツナビ|欧州サッカー|オランダ[エールディビジ]|初ゴールのVVVカレン「大きな一歩になる」

    試合が終わると吉田麻也は「今日はボビーさん(カレン・ロバートの愛称)がヒーローでしょう」とカレンの活躍をたたえた。 2月25日に行われたVVV対エクセルシオール戦は、立ち上がり54秒にカレンが挙げたゴールが決勝点となってVVVが1−0で勝った。この試合でカレンはマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、記念のシャンパンを受け取り更衣室で空けた。 「盛り上がらなかったです」とカレンはボソリ。すると吉田が「盛り上がった、盛り上がった。天井にシャンパンを飛ばすの初めて見た。ふつう前へ飛ばすじゃないですか(笑)」とつっこみ、カレンは「天井を自分のユニホームでふきました」と落とした。 ウチェボのクロスを押し込んでゴールを決めたカレンは、これがオランダ移籍後初得点。「ごっつぁん(ゴール)でしたが大きな一歩になると思う。当にここ(VVVの拠地デ・クール)はピッチが悪い。最後までボールを見て押し込みました

  • スポーツナビ|欧州サッカー|オランダ[エールディビジ]|VVV吉田、復帰戦で完封 カレンも“麻也デー”と称賛

    VVVのディフェンスリーダーとして完封勝利に貢献した吉田。チームメートのカレンからも絶賛された【写真は共同】 前節のAZ戦で1−6と大敗したVVVは、最近採用していた引き気味の戦術をあらため、前からのプレッシング戦術を用意していた。5日に行われたNAC戦の前日練習では、センターハーフのトートが右サイドに流れ、相手の左サイドをケアするシステムを盛んに試していた。しかし実際の試合ではトートが持ち場を離れる場面はそうはなかった。 「監督は『ボランチが外へ出て、1枚ずつズレて行け』と言っていた」と吉田。しかし「(トートは)そこまで運動量が多い選手じゃない。サイドの1対1でも、今日の相手はスピードがあったので対応できず、(センターハーフが)なかなか外へ出なかった」と必ずしも約束通りに戦術が機能したわけではなかった。だが逆に、トートが中に残り続けた分、最終ラインがつり出されずVVVの守備が安定したの

  • スポーツナビ | サッカー|日本代表|日本サッカーが韓国コンプレックスを克服した日(1/2)

    日本代表初の外国人監督オフトは、組織的サッカーをもたらし、現在の日サッカーの原点となった【写真:FAR EAST PRESS/AFLO】 アジアカップ最多となる4度目の優勝を目指す日は25日、準決勝で隣国のライバル・韓国と対戦する。2010年ワールドカップ(W杯)・南アフリカ大会では共にベスト16進出を果たし、今でこそアジアをけん引する良き好敵手として切磋琢磨(せっさたくま)している両チームだが、ライバルと呼べる関係になったのは、ここ20年のことだ。韓国のチョ・グァンレ監督が「選手時代から日を恐れたことはない」と話すように、かつて両チームの間には歴然とした差があった……。 Jリーグが誕生する前の日は全くと言っていいほど韓国に歯が立たず、韓国に強いコンプレックスを抱いていた。それを払しょくしたのが、W杯米国大会・アジア最終予選、いわゆる“ドーハの悲劇”を戦ったオフトジャパンだった。

  • スポーツナビ|欧州サッカー|オランダ[エールディビジ]|カレン・ロバート、新たなチャレンジを求めて(1/2)

    「カレン・ロバートが海外移籍へ」――その第一報を耳にした昨年末、正直なところ驚いた。ここ数年、人の海外志向を間接的に耳にすることはあったが、どことなく現実のものに思えなかったからだ。なぜかといえば「顔は外国人だけど、学生時代の英語の成績は(5段階評価の)3。家族で唯一、英語が話せない」と自らを茶化して笑わせることがあるように、その印象が強く、まさか気で海外移籍を実行に移すとは考えられなかった。だがもちろん、そんな単純なイメージから来る驚きだけではない。実際にJリーグでの活躍自体、聞こえなくなって久しいものとなっていたのだ。このまま、プレーヤーとしては若くしてフェイドアウトしてしまうのではないか? そんな不安さえ抱かせるほど、カレンは過去の選手になりかけていた。 あらためてキャリアを振り返ってみると、カレンはサッカーエリート街道を何の躊躇(ちゅうちょ)もなく進んできた。市立船橋高では2