ファミリーマートとローソンが、商品陳列作業を行うロボットを実際に使い始めた。 「Model-T」という名のそのロボットは、AIによる自律型ロボットではなく、人がVR(バーチャルリアリティ)で操作するタイプ。あくまでも試験的にではあるが、ファミリーマートとローソンのそれぞれ1店舗で稼働し始めている。 商品陳列に特化したロボット Model-Tを開発したTelexistence社(日本)によれば、これは商品陳列のために生まれたロボットだそう。例えば、狭い場所で作業が行えるよう、特別に自由度の高い関節が用いられており、真空吸引と2指グリッパーを組み合わせた新開発のロボットハンドが、多種多様な形の商品をしっかりグリップするという。 Telexistence 体型はスリムで、顔は精悍なV字形。「身長は7フィート(約2メートル13センチ)」と海外メディアに報じられているので、相当な高身長と言えるだろう