静岡市駿河区で自転車を運転し、交差点の一時停止を無視して死亡事故を起こしたとして、重過失致死罪に問われた静岡市葵区、農協契約職員の被告の男(25)に対し、静岡地裁は21日、禁錮10月、執行猶予3年(求刑・禁錮10月)の判決を言い渡した。 【動画】ドライブレコーダーがとらえた 自転車の「あおり運転」 判決によると、男は昨年9月19日午前7時頃、静岡市駿河区小鹿の交差点で自転車を運転中に一時停止の標識を無視し、静岡市葵区の大橋貴之さん(当時50歳)の原付きバイクと出合い頭に衝突した。大橋さんは転倒し、3日後に死亡した。現場に信号機はなく、見通しは悪かった。