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ブックマーク / k0kubun.hatenablog.com (10)

  • Ruby 3.3でYJITを今すぐ有効にすべき理由 - k0kubun's blog

    Ruby 3.3がリリースされた。YJITには非常に多くの改善が含まれたリリースだったが、 NEWS解説記事やリリースパーティーでは 2点しか触れられなかったので、この記事ではRuby 3.3でYJITがどう改善されたかについて解説する。 YJITは既に実用段階 YJITRuby 3.1で導入されたが、Ruby 3.2の時点でexperimentalのマークが外れ、実用段階となった。 Ruby 3.2では、以下のような企業で性能改善が報告された。 DeNA: 40% 高速化 GMOペバボ: 18% 高速化 STORES: 6.5-7.5% 高速化 Timee: 10% 高速化 メドピア: 2.8% 高速化 BOOK☆WALKER: 20-30% 高速化 Discourse: 15.8-19.6% 高速化 Lobsters: 26% 高速化 CompanyCam: 20-40% 高速化 弊

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  • エンジニアが給料を12倍にする方法 - k0kubun's blog

    はてブの人気エントリーに日エンジニア達は海外に出なければいけないという記事があった。 カナダ在住で経験年数4年のソフトウェアエンジニア年収1600万円の方らしく、 日より海外の方がソフトウェアエンジニアの給料が一般に高いので海外に行くべきという話が書かれている。 実際僕も居住地域による給与差を利用すべく渡米し、先月の記事 では新卒から数えて8年で年収が12倍になっていた話も紹介した。 一方、年収1600万円であれば海外に出なくても稼げると思っているので、 国内にいてもできそうなものも含め、ソフトウェアエンジニアとして給料を上げる上で過去に活用したハックを紹介していきたい。 昇給履歴 新卒入社 僕が新卒で入社した会社の当時の初年度給与は450万円だった (公開情報)。 大学の4年間はずっとアルバイトとしてソフトウェアエンジニアをやっていて、 3社を渡り歩いて時給は800〜1350円と

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    rochefort
    rochefort 2023/12/08
    すごい
  • フルタイムOSSコミッタを始めて2か月経った - k0kubun's blog

    Shopifyに入社してRubyのJITコンパイラを書く仕事を始めてから2か月経った。 前職の退職エントリ では今後やりたいことを書いたりしたが、実際OSS開発を仕事にしてみてどうだったかみたいなことを書いておく。 シリコンバレーでのリモート生活 3年前にアメリカ移住し、今年永住権も取得した。 Shopifyは社はカナダにあるし2020年5月からフルリモート企業なのだが、 前職の社があったシリコンバレーのあたりからそのまま引っ越さずに暮らしている。 なぜシリコンバレーに住み続けるのか フルリモートである以上はカナダ移住のためのビザのサポートを会社がする動機もないため、 現職においても住む国の選択肢は基的に日アメリカになると思っている。 飯が安くて美味いのを主な理由としても僕も住むならアメリカより日の方が好きなのだが、 住む地域ベースで多くの企業が給料に傾斜をかけてくるこ

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    rochefort
    rochefort 2022/10/05
    なるほど // シリコンバレーに住んでれば面白くて待遇の良い転職先なんていくらでもあるので、
  • Pryはもう古い、時代はIRB - k0kubun's blog

    僕はRubyで開発をする時は毎回Pryを使うくらいの熱狂的Pryユーザーだったのだが、PryはGemfileに書いてないと binding.pry できなくて不便。任意のgemをdefault gem化するgem default コマンドも作ったのだが、これをやるのすら面倒だと思っていた。 ある日、nobuさんがRubyに binding.irb という機能をいれた。Pryがdefault gemになるのを待つよりPryで僕が使う機能をIRBに全部移植してしまった方が早いのではないかと思い、4年前からPryの機能の移植活動を始め、今日僕がよく使う機能を全て移植し終えた。 その記念に、この記事ではIRBのPry互換の機能を紹介する。昔 今更聞けないpryの使い方と便利プラグイン集 という記事を書いたんだけど、この中で僕が毎日のように使うコマンドは全てIRBに移植したので、それを紹介する稿を

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    rochefort
    rochefort 2021/09/04
    3.1出たらpryいらなくなりそうだ
  • Slimより高速なHaml実装「Hamlit」をリリースしました - k0kubun's blog

    slim-template/slimのcompiled benchでオリジナルのhamlに比べ8倍高速に動作するhaml実装をリリースしました。 github.com なぜ高速なHaml実装を作ったのか 個人的にhamlのシンタックスのほうが好きなので、「hamlは遅いからslimを使う」みたいな人を減らしたかったから。以前slimの普及に貢献したんだけど、気が変わったのでhamlを応援することにした。 実は他にも既にeagletmt/famlという高速なHaml実装が存在していたんだけどベンチを走らせたらslimより遅かったので、slimを打倒するべく再実装した。 どのくらいHamlより速いのか 自分の実装に都合のいいベンチマークを作るのは簡単なので、公平性を期すためにslim-template/slimのcompiled benchと同じものを使い、誰でも同じ環境が使えるtravisで

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    rochefort
    rochefort 2020/06/06
    hamlit
  • GraphQLは何に向いているか - k0kubun's blog

    今年GitHubGraphQL APIを正式公開したあたりから、GraphQLが去年とかに比べちょっと流行り始めたように感じる。idobataがGraphQL APIを公開したり、Kibelaも公開APIGraphQLで作ることを宣言している。 利用者側からすると使えるインターフェースの中から必要なものを調べて使うだけなのであまり考えることはないのだが、自分がAPIを提供する立場になると話は変わってくる。REST APIGraphQL APIはどちらかがもう一方のスーパーセットという風にはなっておらず、どちらかを選択すると何かを捨てることになるので、要件に応じてどちらを選ぶのが総合的に幸せなのか考える必要がある。 以前趣味GitHub連携のあるサービスを作っており、それを最近GraphQL API v4を使うように移行し、そこでついでにそのサービスのGraphQL APIを書いてみ

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  • Hamlを3倍速くした - k0kubun's blog

    Hamlコミッターになった RubyKaigi 2015で「Hamlは遅いしメンテされてないので使わない方がいい」と言ったところ、じゃあ自分でメンテして速くしろということになりコミッターになった*1。 当時から2年ごしなのは、当時のHamlのオーナーがあまりアクティブではなく、最近a_matsudaさんがオーナーになったため。 HamlのTemple化・高速化を行った Templeというのは、テンプレートエンジンをパイプライン的に構築するためのフレームワークで、テンプレートエンジン用の中間表現とその最適化エンジンを持つ。実装をTempleベースにすると、SlimやHamlitに使われているような中間表現を使った最適化を適用しやすくなる。 コミット権をもらったので、RubyKaigi 2015でマージされないと言っていたパッチを自分でマージし、コード生成とattributeのコンパイルをTe

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    rochefort
    rochefort 2017/03/15
    すごい。これも知らんかった。→// Railsで長らく使われていたErubisは、今年Erubiに置き替わった。
  • #CookpadTechConf 2016で「Railsアプリ開発環境の高速化」について話した - k0kubun's blog

    クックパッドの社員が発表するCookpad TechConfというイベントの第一回が今日行われ、「Railsアプリ開発環境の高速化」というテーマで話してきた。 開発環境の改善について 僕が技術部に入る前、サービス開発をやる中で一番不満だったのが開発環境のパフォーマンスだったので、技術部に配属されたころからこの仕事をやりたいと思っていた。 今回は先輩方が既に行っていた開発環境のパフォーマンスチューニング - クックパッド開発者ブログの一部を紹介しつつ、その続きとして自分がやってきたことを発表した。 業務で出した成果のうちいままで外部で発表したのはbyebugの高速化くらいだったので、普段僕がどんな仕事をやっているのか紹介する良い機会になった。 発表内容の補足 思ったより15分の枠で話せたことが少なかったので、発表内で話し足りなかったことについて書く。 libsassおすすめです 急いでて全然

    #CookpadTechConf 2016で「Railsアプリ開発環境の高速化」について話した - k0kubun's blog
    rochefort
    rochefort 2016/01/24
    asset precompile 23分ってすごいな // rubyやgemを最新のものを使うっていうのは賛成
  • Railsでデバイスの判定をするのに便利なgemを作った - k0kubun's blog

    rack-user_agent を作った rack-user_agentという、User-Agentに応じていろいろな判定ができるメソッドを生やすRack::Request拡張を作った。 tagomorisさんのWootheeを使ってRack middlewareでUser-Agentをパースしておいて、 その結果に応じてrequestから簡単にいろいろな情報を得られるようにしてある。 たとえばRailsだとGemfileにgem "rack-user_agent"と書くだけで以下のように使うことができる。 class ApplicationController < ActionController::Base before_action :set_request_variant def index # example request.user_agent #=> "Mozilla/5.0

    Railsでデバイスの判定をするのに便利なgemを作った - k0kubun's blog
  • Rack applicationのプロファイリングにはrack-lineprofが便利 - k0kubun's blog

    RubyKaigi 2014行った。良い発表がいろいろ聞けたんだけど、最近ISUCONに向けてwebアプリのチューニングに興味があったので特にfinal keynoteが興味深かった。 その中で紹介されていたtmm1/rblineprofが行ごとの実行時間を表示してくれるのでとても便利そうだったんだけど、GitHubではpeek/peek-rblineprofというRails用のプラグインでrblineprofを活用しているので、ISUCONでおそらく使用されるであろうsinatraでどうやって使うか考えていた。 kainosnoema/rack-lineprofというgemがその用途に便利そうだったので紹介したい。 使い方 rack-lineprofはRack middlewareで、まず以下のようにuseする必要がある。 require 'rack-lineprof' class My

    Rack applicationのプロファイリングにはrack-lineprofが便利 - k0kubun's blog
    rochefort
    rochefort 2014/09/27
    Sinatraアプリのプロファイリングにはrack-lineprofが便利
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