ブックマーク / www.afpbb.com (289)

  • 絹タンパク質で電子書籍の速度向上、台湾科学者

    インド・バンガロール(Bangalore)で開かれた「シルクオブインディア(Silks of India)」展で展示されたカイコ(2001年12月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/INDRANIL MUKHERJEE 【3月7日 AFP】台湾の国立精華大学(National Tsing Hua University)の材料工学の研究チームが6日、カイコが作るタンパク質を使って効率の高い電子ペーパーを製造できると発表した。 絹タンパク質「フィブロイン(fibroin)」を電子ペーパーの材料となるトランジスタに使うと、電子信号の伝送速度が20倍高速になるという。 同大の材料科学工程学系(Department of Materials Science and Engineering)の黄振昌(Peter Jenn-Chang Hwang)教授は、AFPに「つまり、電子ペーパーを使っている電子書

    絹タンパク質で電子書籍の速度向上、台湾科学者
    rohiki1
    rohiki1 2011/03/08
  • 35億年後、地球が火星と衝突する?パリ天文台が試算

    地球と金星の衝突を表した想像図。(c)AFP/NATURE PUBLISHING GROUP/J Vidal Madjar 【6月11日 AFP】惑星の軌道のズレが原因で将来、地球が金星か火星と衝突し、太陽系が滅亡する可能性がある――。10日の英科学誌『ネイチャー(Nature)』にこのような研究が発表された。 ただ、衝突の可能性は2500分の1と極めて低い上、少なくとも今後35億年間は発生しない見込みだという。 ■一般相対性理論も考慮して計算 太陽系の惑星の動きについてはこれまで、数千年後までなら正確に予想することができたが、数千万年後ともなると予測不可能だった。 今回、パリ天文台(Observatoire de Paris)の研究員、ジャック・ラスカル(Jacques Laskar)氏とミカエル・ギャスティノー(Mickael Gastineau)氏は、処理能力の高いコンピューターを使

    35億年後、地球が火星と衝突する?パリ天文台が試算
    rohiki1
    rohiki1 2011/02/28
  • これで歯医者も怖くない? ドリル音を消す新装置、英科学者

    フィリピン・マニラ(Manila)で歯科検診を受ける子ども(2009年10月7日撮影、文とは関係ありません)。(c)AFP/JAY DIRECTO 【1月11日 AFP】歯科のドリル音に恐怖を感じる患者たちのために、ドリル音を聞こえなくする装置を開発したと、ロンドン(London)の科学者たちが10日発表した。 この装置は、マイクでドリル音を拾ってその逆位相の音を発生させるという仕組み。これで聴きたくないノイズを消すことができる。歯科医の話し声などは聴くことができる。ドリルが歯を削るときに音のピッチが変わっても、自動的に対応してドリル音だけを聞こえなくするという。さらにこの装置にMP3プレーヤーを接続すれば、ヘッドホンから好きな音楽を聴くことも可能だ。 「歯医者に行きたくないと考える人の多くは、あのドリル音に不安を感じている」とロンドン大学キングス・カレッジ(King's College

    これで歯医者も怖くない? ドリル音を消す新装置、英科学者
    rohiki1
    rohiki1 2011/01/12
  • 最新式「人工眼」が成功、歩き回るほどにも視力回復

    【11月11日 AFP】ドイツの医師チームが3日、網膜下に埋め込む最新式の「人工眼」によって、進行性疾患で中途失明した患者の視力を劇的に回復することに成功したと発表した。 手術を受けて「人工眼」を装着した被験者3人は全員、物やその形を認識することができるようになり、そのうち1人は部屋の中を歩き回ったり、時計を読んだり、7段階の灰色のグラデーションを見分けることさえもできた。 学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表論文を掲載した同協会は、「電気視覚人工器官における画期的な前進。網膜色素変性によって視力を失った世界の20万人の生活に革命をもたらすだろう」と賞賛した。網膜色素変性は、眼球の後ろの網膜にある光受容器が徐々に機能しなくなる進行性の疾患だ。 外科分野では過去7年にわたって、人工器官を網膜に埋め込み、眼鏡に装着した極小

    最新式「人工眼」が成功、歩き回るほどにも視力回復
    rohiki1
    rohiki1 2010/11/13
  • 蚊の媒介力、「空飛ぶワクチン」への転用を研究 自治医大

    遺伝子組み換えをしたマラリア媒介蚊のハマダラカ。 胸部と腹部に蛍光タンパクを発現(2010年3月24日、自治医大提供)。(c)AFP /JICHI MEDICAL UNIVERSITY 【3月25日 AFP】マラリアなど感染症の媒介として世界で深刻な問題になっている蚊の「伝染力」を、「空飛ぶワクチン」として転用する研究を、自治医科大学(Jichi Medical University)のチームが進めている。 発表された研究では、蚊の遺伝子を組み替えることで、忌み嫌われるばかりの蚊を数百万人に無料で接種できる「空飛ぶワクチン」に変える実効性が示された。 同チームでは先に、サシチョウバエを媒介として重度の潰瘍(かいよう)を引き起こし、時に死にも至る原虫性疾患リーシュマニア症の対策として、蚊の唾液にワクチンとして働くタンパク質が含まれるよう遺伝子を組み替えた実績があった。 今回の研究を率いた自治

    蚊の媒介力、「空飛ぶワクチン」への転用を研究 自治医大
    rohiki1
    rohiki1 2010/03/25
  • クモの糸は水不足の救世主?優れた「集水」の仕組みを解明

    米ケープカナベラル(Cape Canaveral)で撮影された、朝露にぬれたクモの巣(2008年2月5日撮影)。(c)AFP/Stan HONDA 【2月4日 AFP】近い将来、「クモの巣」が雨の少ない地域で水不足解消の新技術として活躍するようになるかもしれない。 クモの糸は強度の高さで知られているが、中国科学院(Chinese Academy of Sciences)の研究チームはこのほど、この糸が空中の水分を集める際に発揮する優れた機能を解明し、3日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した。 研究チームは、タイリクウズグモ(Uloborus walckenaerius)の糸を電子顕微鏡で精査した。すると、糸は湿気に触れると構造変化を起こし、節くれだった紡錘状のこぶが幾つも作られることがわかった。こぶの間には細く滑らかな接合部がきれいに整列していた。 クモの巣に凝結した水分は、ある

    クモの糸は水不足の救世主?優れた「集水」の仕組みを解明
    rohiki1
    rohiki1 2010/02/05
  • 楽にやせる方法を発見か?エネルギー制御機構を遮断 米研究

    仏ル・バルカレ(Le Barcarès)の海岸を歩く親子(2003年6月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN-PIERRE MULLER 【1月6日 AFP】マウスのエネルギー制御機構を遮断すると体内エネルギーの燃焼効率が上がり、通常のマウスよりもやせることが、米大学などの研究で明らかになった。ヒトに応用すれば肥満防止に役立つ可能性があるという。 5日の医学誌「Cell Metabolism」に発表されたメイヨークリニック(Mayo Clinic)、アイオワ大(University of Iowa)、コネティカット大(University of Connecticut)、ニューヨーク大(New York University)の研究では、動物の運動に必要なエネルギーを貯蔵する細胞内分子であるアデノシン三リン酸(ATP)に反応するカリウム・チャンネル(KATP)を遮断。すると、マウ

    楽にやせる方法を発見か?エネルギー制御機構を遮断 米研究
    rohiki1
    rohiki1 2010/01/07
  • ヒトゲノムの3D構造を解明、米研究者ら

    【10月10日 AFP】1つ1つのヒトの細胞は、膨大なDNAをいかにして詰め込んでいるのか――。その謎を解くべくヒトゲノムの立体構造を明らかにしたとする米科学者チームの論文が、8日の米科学誌「サイエンス(Science)」に発表された。 論文を共同執筆した米マサチューセッツ大学医学部(University of Massachusetts Medical School)のNynke van Berkum研究員によると、「Hi-C」という新しい技術を用いてゲノムを数百万個の断片に切り分け、それぞれのパーツが互いにどの程度近いのかを示す空間地図を作成した。次にコンピューターを用いて、ジグソーパズルを埋めるようにヒトゲノムの3D構造を解明していったという。 もう1人の主要執筆者である米ハーバード大学(Harvard University)のErez Lieberman-Aiden研究員によると、

    ヒトゲノムの3D構造を解明、米研究者ら
    rohiki1
    rohiki1 2009/10/11
  • 永遠の若さへの道は近い?英研究者がネズミの老化抑制に成功 

    米メリーランド(Maryland)州ベセスダ(Bethesda)にある米国立衛生研究所(US National Institutes of Health、NIH)の米国立老化研究所(National Institute on Aging、NIA)が公開したカロリー調整実験を行った3匹のネズミ(2006年11月2日撮影、資料写真)。(c)AFP 【10月3日 AFP】永遠の若さを保つ「若さの泉」は実際に存在するのかもしれない。英国の科学者が、ネズミやサルの寿命を延ばす実験に成功したからだ。 永遠の若さ、または若さを長持ちさせる秘けつは、カロリー摂取を抑制する遺伝子操作にある。 英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(University College London、UCL)の研究チームは、ネズミを用いた実験で、タンパク質S6キナーゼ1(S6K1)の生産を抑制する遺伝子操作を行ったところ、

    永遠の若さへの道は近い?英研究者がネズミの老化抑制に成功 
    rohiki1
    rohiki1 2009/10/03