少女漫画雑誌「なかよし」に掲載された漫画を原作とし、 1992年3月から1997年2月8日にかけ、 テレビ朝日系列で全200話が放送されたアニメ「セーラームーン」。 先月に30周年を迎えたのに合わせて、 アメリカの公共ラジオ放送局「NPR」は、 この作品の特集放送と記事の配信を行っており、 「なぜ世界中の若者の心を掴んだのか」、 そして「なぜ今も新しいファンを獲得しているのか」に迫っています。 NPRは特に、アメリカではいとこ関係に設定を変更されてしまった、 セーラーウラヌスとセーラーネプチューンのカップルを挙げ、 その上でマイノリティの人々から高い支持を受けている点を指摘。 NPRのインタビューを受けた女性は放送当時、 「ああ、私たちはまだ認められていないけれど、 ついにこういう作品が出てきたんだ」と思ったと述懐しており、 また「セーラームーン」を視聴する事で、 「奪われてしまった時間を