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ブックマーク / satoru-takeuchi.hatenablog.com (6)

  • プログラミングを始めたころとは考え方が全然変わっていることに気づいてびっくりした話 - 覚書

    家にパソコンがはじめて来てから30年くらい、プログラミングを始めてから20年以上が経ちました。その間、IT技術に対する愛は変わらずに、ずっと走り続けてきました。では当時の自分と今の自分で何が違うのだろうと考えてみたところ、めちゃくちゃ変わっていたのでびっくりました。記事では何がどう変わったのか、それを見てなにを思ったかなどを書きます。 昔は次のようなこだわりがありました。 大きなものは一つの仕事をする単純で小さなツールを組み合わせて作るべし ソフトウェアは可能な限り設定可能になっていてほしいし、それを自分の好みになるまでカリカリチューニングしたい 可能な限りすべてキーボードだけで操作できるようになっていてほしい いわゆるUNIX哲学をはじめとして、いろんなやWebサイトなどに強い影響を受けていることがよくわかります。 ところが今は次のように全然違うことを考えています。 トラブルハマった

    プログラミングを始めたころとは考え方が全然変わっていることに気づいてびっくりした話 - 覚書
  • 低レイヤ技術を間接的に仕事で生かしてきた経験の共有。元Linuxカーネル開発技術者の場合 - 覚書

    はじめに ITの世界で「低レイヤ技術」と呼ばれるものがあります。明確に定義されているわけではありませんが、アプリケーションのような直接エンドユーザに触れる部分ではなく、しかもなるべく生のコンピュータに近い部分、たとえばOSカーネルやコンパイラ、CPUを開発する技術などがあります。これらの技術に明るい人はそうそういないのですが、「やってみたい」という根強い人気があります。 学生のかたでもセキュリティキャンプなどで実際にある程度身につけてしまうような人もいます。そしてますますこの手の技術趣味としてのめり込んでいって楽しくなる…というところまではいいのですが、「ではこの技術を会得した先に何があるのか」と不安になる人も多いようです。とくに学生さんの場合は「低レイヤ技術を使って今後なんらかの仕事をして生きていけるのか?」といったことが気になるようです。今日もそのような話を少し耳にしたので、自分の経

    低レイヤ技術を間接的に仕事で生かしてきた経験の共有。元Linuxカーネル開発技術者の場合 - 覚書
  • kindleの本が全部消えた話(4) 完結編 ~ 書籍のリスト復旧と自分の記憶の誤り - 覚書

    6/1 - 誤字修正。amacon -> amazon 6.11 - kindle電子書籍がすべて復旧したことを追記 - amazon prime videoやamazon prime musicの不具合についての顛末を追加 以下エントリの続きです。 satoru-takeuchi.hatenablog.com 概要 問題 4月9日にkindleが全部消えた。その後に新たに買ったも読めないように見える。消えたはわかっている範囲で300冊以上、総額は恐らく30-60万円程度 amazon prime videoやmusicなどにも(少なくともAndroidアプリからは)アクセスできなくなっている 問題発生契機 問題発生契機は、かつてamazon.co.jpのアカウントと統合したamazon.comのアカウントを消したこと 解決方法 amazon.co.jpの別アカウントを新規作成の

    kindleの本が全部消えた話(4) 完結編 ~ 書籍のリスト復旧と自分の記憶の誤り - 覚書
  • kindleの本が全部消えた話(2) 弁護士に依頼して裁判するのは辛そう編 - 覚書

    2022/5/27編集 - 後述のアカウント統合後にamazon.comのアカウント削除によってkindleが全部消えるのは仕様である旨、追記 2022/6/1 変更 - 「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを消した」のではなく「使用していないamazon.comのアカウントを閉鎖してもいいのか」という趣旨の質問を私がしたのに対して「そうですね」と回答されたということがわかったので、訂正。 変更前の記述には取り消し線を引いて、編集後の記述は強調表示しました。 NOTE: 上記変更点にもあるように、「サポートの指示によってamazon.comのアカウントを消した」という私の認識は誤っていたことがわかりました。これについてはamazon.co.jpのかたがたにメールで謝罪いたしました。 以下記事の続きです。 satoru-takeuchi.hatenablog.com 問

    kindleの本が全部消えた話(2) 弁護士に依頼して裁判するのは辛そう編 - 覚書
  • ヘタクソなコードを書いてもいい - 覚書

    プログラミング言語のお作法から外れたコードやメンテ性が悪いコードを書くのはダメとよくいわれます。わたしは学生の頃、そういう意見を過剰に気にしていました。コードを書くことそのものに慣れていないのに綺麗に書こうとして手が動かず、動かないがゆえにコーディングの練習が進まない、という悪循環になっていました。そうすると何もアウトプットしないまま知識だけが増えていって、自分がこれくらいできそうというイメージと実際のプログラミング能力とのギャップで苦しみました。 この意識が薄れたのは、あるときものすごく手が早い人のコードを偶然見たときでした。たしかにちゃんと動くものができているんですが、そのコードの中身は当時の私の基準からいって*1おぞましいほど汚いものでした。そこで「これはわたしが書けば100倍くらい綺麗なコードを書けるんでは…」と一瞬思ったんですが、その後すぐに「あ、自分は知識はあるけど練習してない

    ヘタクソなコードを書いてもいい - 覚書
  • メモリダンプの模様とはどのようなものなのか(入門編) - 覚書

    はじめに 最近バズった以下の記事について、補足のようなものを書きたくなったので書きます。 note.com 上記の記事に対して「模様って何…?」のようなコメントが散見されましたので、カーネルのメモリダンプ解析経験が数年ある筆者が、わたしの理解できる範囲でメモリの模様とはどんなものかについて書きます。なお、模様とはあくまで感覚的なものなので、上記記事で扱われているかたの定義とわたしの定義は違うかもしれませんのであしからず。また、LinuxカーネルやCPUについてのある程度の知識が必要な表現や用語が出てきますが、記事ではそれらについての説明は割愛します。 メモリのさまざまな模様 メモリの模様とは(少なくとも私にとっては)16進バイナリの文字列の特定パターンです。ここでいうパターンとは正規表現マッチングできるようなパターンのことを指します。その中の代表的なパターンを見てみましょう。 ポインタ

    メモリダンプの模様とはどのようなものなのか(入門編) - 覚書
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