筆者は特に特撮ファンということもないのだが、先日、つきあいで映画「仮面ライダー1号」を見に行ったらいろいろ思うところがあったのでまとめておこう。 「仮面ライダー」とは1971年にスタートした子供向けの特撮番組で、以後も様々な新バージョンのライダーたちがコンスタントに世に送り出され、21世紀の今に続く息の長いコンテンツとなっている。きっと誰でも「アマゾン」とか「ブラック」とかいう名前くらいは聞いたことがあるだろう。 その初代仮面ライダーが主役としてカムバックして、現在進行形の若手ライダーらと共演するというのが本作だ。ストーリーはネタバレになるので書かないけれども、見ていて印象に残ったのは以下3点。 1.初代はひたすら骨太で説教好きな暑苦しいオヤジ ヒーロー像は常にその時代の象徴だ。平成ライダーはみなほっそりさわやか系のイケメン揃いで、そのままジャニーズに横滑りしても通用するようなヒーローばか
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