また、ルータの転送能力をフルに発揮するには、CPUに余分な負荷を掛けないほうがいいです。特に、不正アクセス検知機能を使用すると、CPU負荷が大きく上がります。不正アクセス検知機能は、使用する状況を十分に考慮して、最小限の使用にとどめたほうがよいでしょう。 なお、CPU使用率とメモリ消費量は、「show environment」コマンドで確認できます。RTX830のWebGUIの「コマンドの実行」画面からコマンドを発行してみると、次のような結果が得られます。 また、WebGUIのダッシュボードにも、「リソース情報」として、CPU使用率とメモリ消費量が表示されています。例えば、RTX830のダッシュボードは、以下のように表示されています。CPU使用率が高い傾向になっていないか都度確認しましょう。 ファストパス機能 ヤマハVPNルーターでは、パケット転送を高速に行うために「ファストパス」と呼ばれ