東日本大震災を口実に宮城県で期間社員150人全員の雇い止め計画をすすめているソニーは、宮城県に事情を聞かれ、新しい就職先の紹介・あっせんをしていると説明していることが分かりました。ところが、実際に紹介された求人情報は、非正規雇用で就業先が県外のものがほとんどで、なかにはフィリピン勤務もあり、期間社員は「家族がいるのに、ばかにした内容だ」「ソニーが責任をもって雇用継続すべきだ」と声をあげています。 雇い止め通告を受けた仙台テクノロジーセンター(多賀城市)の期間社員のうち22人が、ソニー労働組合仙台支部(電機連合加盟)に加入し雇用継続を求めています。 ソニーに就職あっせんを委託された派遣会社が6月に行った説明会で、期間社員に渡された求人情報を見ると、19件の求人はすべて非正規雇用で、住所が宮城県内となっているのは1件しかありません。 宮城県内という求人もよく見ると、「その他条件」欄に「3日程度