ブックマーク / dennou-kurage.hatenablog.com (16)

  • 「飲み込みが早い人」は何が違うのか - 脱社畜ブログ

    会社で働いていたころに、「技術研修」という研修を数ヶ月受けることになった。この研修はIT系の会社にはよくあるタイプの研修で、コンピュータの構成やインターネットがつながる仕組みあたりの講義からはじまって、プログラミングやデータベースの扱い方を学び、最後は業務に即して作られた課題を提出して終わる。 この研修は、基的には未経験者も経験者も同じように受けることになったので、一応経験者の部類に入る僕には比較的優しいものに思えた。一方で、未経験の人はだいぶ苦労しているようだった。あくまで業務に近い領域までの知識が求められるので、初学者にとってはかなりの「詰め込み教育」だったのだと思う。終盤になるにつれ、消化不良を起こしているであろう人たちが目に見えて増えていった。 そういうこともあって、最後の課題は経験者があっさりと提出し、未経験者は時間を限界までかけた末になんとか提出する、という傾向にあった。ただ

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    rokusan36 2014/02/07
  • 「バカが可視化される時代」とどう向き合うか - 脱社畜ブログ

    ローソン、バーガーキングあたりまでは静観していようと思ったのだけど、次から次へと出てくるので、例の飲店従業員twitter炎上問題について考えたことを少し書いておこうと思う。ただ、困ったことに「こうすればいい」という結論は出せなかった、ということを先にお知らせしておく。この問題は結構難しい問題だと個人的には思う。 多くの方はご存知だと思うが、一応経緯を書いておく。最近、飲店の従業員(主にアルバイト)が冷蔵庫に入るとか品の上に寝っ転がるとか、一言で言えば「バカな」悪ふざけをして、それをtwitter上で写真付きで暴露したために炎上、という流れが相次いでいる。店舗側の被害は甚大で、中には一時休業に追い込まれる店舗もあったそうだ。 この事件を、「最近の若者の倫理観破綻はひどい」と見るのはおそらく正しくない。こうやってなんでも最近の若者の問題に帰着させるのは簡単だが、それではその先には進まな

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    rokusan36 2013/08/07
  • 会社を辞めました - 脱社畜ブログ

    私事ですが、先日、2年ほど勤めた会社を退職しました。 会社を辞めた理由ですが、細かい話はまぁ色々とあって実際にはそれほど単純ではないんですが、大きく(1)そろそろ会社のハードワーキングな働き方がキツくなってきたということと、(2)会社の外で色々とやってみたいことが多くなってきた、という2点に集約されると思います。 (1)についてですが、僕が働いていた会社は、実際ハードワーキングな職場でした。もっとも、某居酒屋チェーンのようなブラックかというとそんなことはないです。お給料は仕事が忙しいぶんそれだけ高めに貰っていましたし、法令遵守も行き届いていました。タクシーで深夜帰宅する際には、タクシー代も会社から出てました。たまに、ブログの内容から僕がブラック企業で酷い仕打ちをうけながら働いていると勘違いする人がいますが、それは間違いです。以前、職業選択マトリクスという記事を書きましたが、それでいうところ

    会社を辞めました - 脱社畜ブログ
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    rokusan36 2013/07/09
    退職挨拶の出だしって必ず「私事ですが」なのかな。ブログ自体私事だし、会社なので少しは公的な面もあるにもかかわらず、だ。
  • 会社員に向いている人とそうでない人の違い - 脱社畜ブログ

    数日前に、ちょっとはてブで話題になっていた記事。 社会人に向いていない人の特徴 http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20130611130854 おいおい、自営業者は「社会人」ではないのか、会社員以外は「社会人」とは言わないのか、とこれを読んで真っ先に思ったのだけど、それについてはきっと筆が滑ったのだろうと思うことにした。 ただ、上の記事を、「会社員に向いていない人の特徴」として読んでも、正直あまり釈然としない。「社畜に向いていない人の特徴」とか、「日でサラリーマンをするのに向いていない人の特徴」として読めば結構納得がいく気がするのだけど、少なくとも元記事で挙げられている10項目に当てはまるところがあるからといって、直ちに会社員は向いていないよ、というような感じはあまりしない。なんだかモヤモヤするようなリストである。 上の記事を読ん

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    rokusan36 2013/06/14
    典型的な日本人が思い浮かべる典型的な日本の会社員。世界は広いのだ
  • 美容室の会話がしんどい - 脱社畜ブログ

    不快指数が高くてうんざりするので、先日、髪だけでも短くしようと美容室に行ってきた。 実は、美容室があまり得意ではない。髪を切ってもらったりシャンプーをしてもらうことはむしろ好きなのだけど、どうしても慣れないものがひとつある。「会話」が苦手なのだ。もちろん、髪をどのぐらいの長さにしてほしいとか、そういう会話は全然問題ないのだけど、それとは関係ない世間話が辛い。 もちろん、美容師のタイプによって辛さは異なり、話し好きで、あれやこれやと向こうから一方的に話してくれるタイプの人はそんなに苦手ではない。適当に相槌を打ったりしていればそれで大体済むからだ。たまに、結構面白い話を聞けたりすることもある。こういう人にあたると、「あ、今日は大丈夫そうだ」という気持ちになる。 苦手なのは、おそらくそんなに話好きではないと思われるタイプの美容師だ。別に、終始無言であれば困らないと思うのだけど、沈黙が気まずいのか

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    rokusan36 2013/05/28
  • 睡眠と仕事について - 脱社畜ブログ

    連休中は「寝たいだけ寝る」というポリシーで生活をしていたので、一日平均9時間ぐらいの睡眠時間を確保することができて、すこぶる快調だった。僕はもともと最低でも一日8時間ぐらいは寝ないと体調が悪くなる。平日は残念ながらこれだけの睡眠時間を確保することができないことも多くて、この連休は久々に人間に戻ったような感じがしたものだ。 人間にとっての適正な睡眠時間は何時間なのか?という議論は結構よくされる。寝過ぎると逆に長生きできないとか、短いと心臓病のリスクが高まるとか、色んな話を聞くのだけれど、結局のところ必要な睡眠時間については「人それぞれ」というのが結論なのではないかと僕は思っている。「ショートスリーパーになって活動時間を長くする方法」みたいなは人気のようだけど、こういう技術を万人が身につけられるような気はあんまりしない。長く寝ないと健康な生活を送れないという星の下に生まれてしまった人は、もう

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    rokusan36 2013/05/06
    睡眠時間を減らしても快調になれる薬
  • 地下鉄の24時間運行なんてやめておけ - 脱社畜ブログ

    昨日、思わず背筋が凍るようなニュースを見つけてしまい、朝から憂だった。 都営地下鉄を24時間運行 3大都市圏に特区検討 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1505J_V10C13A4MM8000/ 都営地下鉄だけでなく、都バスまで24時間運行を検討しているらしい。「利便性」だけ考えると、終電が無くなって電車やバスが24時間走るようになるのは決して悪くないように見える。確かに、例えば金曜日の夜とかに友人と飲んでいて、あっという間に終電の時間が来てしまって、ちょっと名残惜しい気持ちになったりすることはある。 もっとも、終電には「区切り」を作るという重要な役割があることを忘れてはならない。特に、労働環境が劣悪で深夜残業が常態化している会社が山ほどある我が国においては、終電によるタイムリミット効果は多かれ少なかれ確実に「ある」と思われる。そもそもこの計画

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    rokusan36 2013/04/18
  • 『働かないアリに意義がある』:多様性が社会を存続させる - 脱社畜ブログ

    「アリとキリギリス」の寓話に見られるように、アリといえば「働き者」というのが一般的なイメージである。しかし、最近の研究では、必ずしもアリは働き者ばかりというわけではなく、ほとんど働くことなく一生を終えるアリもいるということが分かってきたのだそうだ。そんなアリを代表とする真社会生物の生態について書かれているが、今日取り上げる『働かないアリに意義がある』(長谷川英祐)である。 働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書) 作者: 長谷川英祐出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2010/12/21メディア: 新書購入: 63人 クリック: 995回この商品を含むブログ (82件) を見る はじめに断っておくと、書は純粋に生物学のであり、労働問題についてのではない。そういうのを期待するとちょっと外れるので気をつけてほしい。もっとも、書には生物学のを超えて、集団と

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    rokusan36 2013/03/22
    働かないアリは、やっぱりずっと働かないのではないでしょうか
  • Re:脱社蓄ブログを読んで感じる違和感 - 脱社畜ブログ

    以下の記事をはてブのホットエントリで見つけたので。 脱社蓄ブログを読んで感じる違和感 http://hatedebu.hatenablog.com/entry/2013/03/01/164135 誹謗中傷ではなくて、ご意見をいただいたと認識しているので、これについて僕の見解を書こうと思う。 元記事の方が主に言及していたのはこの記事(給与・待遇に比例しない責任がなぜ正当化されるのか)である。この記事に限らず、このブログではいわゆる「やりがい搾取」については度々書いていて、企業側が賃金ではなく「やりがい」をエサに与えることで、不当に安く労働者を酷使しようとする状況に批判的な立場を取ってきた。 元記事の反論内容を要約すると、「日にはそもそも職業選択の自由がある。賃金の代わりにやりがいが与えられるような職場が嫌なら、辞めればいい」といった感じになると思う。 僕は、この主張については2つの点におい

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    rokusan36 2013/03/02
  • 「逃げる」のススメ - 脱社畜ブログ

    ドラクエみたいなRPGをやっていると、戦闘中に「たたかう」とか「じゅもん」とかのコマンドが並んでいる一番下に、「にげる」という選択肢が出てくる。このコマンドは、残念ながら常にうまくいくということはなくて、例えばたまに回りこまれてしまったり、ボス戦だったりすると100%成功しないようになっていたりする。 これはあくまでゲームの話なのだが、僕が今日書きたいと思っているのは現実世界における「にげる」コマンドのことだ。実は、現実の世界にも「にげる」コマンドは存在している。しかし、多くの人がこのコマンドの存在を知らない。そして、現実世界の「にげる」コマンドは、犯罪に手を染めたとか、借金を踏み倒したといった一部の場合を除けば、基的に回りこまれることなく成功する。 例えば、仕事が辛くて辛くて仕方が無くなったとする。責任の重圧に潰されそうになったり、終わりのない残業・休日出勤のスパイラルに入ってしまい、

    「逃げる」のススメ - 脱社畜ブログ
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    rokusan36 2013/03/01
    「逃げる」と失うものも多い(と思わせる)のが、RPGとの違いか。あと某アニメで「逃げちゃだめだ」って刷り込まれた影響
  • 大学では「資格取得」ではなく「興味のある分野の勉強」をしよう - 脱社畜ブログ

    ちょっと前の働きたくない僕が考えた最良の学生生活プランという記事の中で、大学生はとにかく勉強が分だから何はともあれ勉強をしよう、ということを書いた。 このように「勉強をしよう」といったことを書くと、「分かりました!じゃあ公認会計士をとるため予備校に行きます!」といったような反応をしてくる人がたまにいて、「ちょっと待て」と言いたくなる。誤解のないように書いておくと、僕が大学時代にしておいたほうがよいと言いたい「勉強」は「資格取得のための勉強」ではなく、「興味のある分野の勉強」の方である。今日はこれら二種類の勉強に対する姿勢について少し書きたいと思う。以後は、「興味のある分野の勉強」を「学問」と呼んで資格取得のための勉強と区別することにする(来の学問の意味とはちょっと違うと思うが、便宜上そう呼ぶ)。 さて、繰り返すが、僕は大学生活では「資格取得」ではなく「学問」の方に時間を使うべきだ、とい

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    rokusan36 2013/02/13
  • 橋下徹の「民間だったら当たり前」は「民間のブラック企業だったら当たり前」 - 脱社畜ブログ

    新年早々、ブラック感溢れるニュースがちょっと話題になっていた。 ランチタイムも今年から橋下流? 庁内放送は音楽中止、意識改革スローガンに http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130101/waf13010111520001-n1.htm 橋下市長の言うところの、「変な音楽」がどんなふうに変なのかは、僕は聞いたことがないのでよくわからないのだが、仮にそれが当に変な音楽だとするならば、流すのを止めたり他の音楽に変えるというのは理解できる。しかし、止めたかわりに意識改革スローガン、もとい洗脳スローガンを流すというのは感心しない。こんなものを流すくらいだったら、どんなに変でも音楽のほうが絶対マシだ。 橋下氏は、前々から事あるごとに「民間だったら当たり前」というフレーズを使って市民の支持を得てきたような気がするが、橋下氏の言う「民間だった

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    rokusan36 2013/01/04
    過ぎたるは及ばざるがごとし
  • 脱社畜ブログ

    昨日までで、4/30発売の新刊『はい。作り笑顔ですが、これでも精一杯仕事しています。』にページ数の関係で載せることができなかったコラムの掲載を一通り終えたのですが、そういえば文でも、ページ数の関係で割愛したものがあることに気が付きました。 今回は、その中でも独立して読めそうな部分を、ひとつ抜粋して掲載します。当は2章に組み込むつもりだったのですが、2章のテーマ「やりがいと裁量」の話とは必ずしも関係がないので、泣く泣く削ったものです。 はい。作り笑顔ですが、これでも精一杯仕事しています。 作者:日野 瑛太郎 発売日: 2020/04/30 メディア: 単行 新刊は鋭意発売中ですので、ぜひ合わせてお読みいただければと思います! 値段が安い店が特にモンスター消費者をひきつける モンスター消費者を引きつけてしまいやすい店には、ひとつの特徴があります。 それは、価格設定が安めであるということで

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    rokusan36 2012/12/27
    働いたら負け
  • 怒鳴る上司に、怖い先輩――「恐怖」で人を動かそうとする人たち - 脱社畜ブログ

    もう21世紀になって10年以上が経つが、会社という組織では未だに「恐怖政治」が横行しているようである。後輩や部下に仕事をさせるために、怒鳴ったり、脅したりする上司や先輩が、あなたの周りにもいないだろうか。「いない」と断言できる人は、仲間に恵まれている。しかし、そう断言できる人ばかりではないというのが、実際のところであろう。大きな会社になれば、このように「恐怖」で人を動かそうとしている人は、必ず存在する。 間違った行動をした人に対して、恐怖を与えることで次はもうそのような行動をとらないようにさせる、というのは動物に対するやり方そのままだ。こういったマネジメントの方法は、人間に対してはあまりよい効果を生まない。確かに、怒られた人は「もう二度と怒られないように」と注意はするだろうが、その分間違いなくモチベーションは低下する。仕事の主眼が「価値を生み出すこと」から「ミスをしないように注意すること」

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    rokusan36 2012/12/11
    反省
  • 会社は、社員に休暇の理由なんて尋ねるな - 脱社畜ブログ

    あなたが、有給休暇を取得しようとしているとしよう。不思議なことに、日の会社の中には、休暇の理由を書いたり告げたりしないと休暇が取得できないというところもあるようだ。「私用のため」とだけ書いて休暇願を出したら、もっとくわしく書かないと駄目だと言われて突き返されたという酷い話も聞いたことがある。 当然のことなのだが、会社が従業員に休暇の理由を尋ねるのはナンセンスだ。有給で何をしようと、そんなの取得する人の勝手であり、会社にとやかく言われる筋合いはない。休みの日の行動まで会社に知らせなければ休みが取れないというのは、会社による領空侵犯だと僕は感じる。 こういうことをいうと、「上司としては、部下がなぜ休んでいるのかも把握しておく必要がある」とかなんとか、よくわからないことを言う人がいる。部下が休んでいる理由を知らないことで、何か仕事上の不利益が発生することが果たしてあるんだろうか。トラブル時の緊

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    rokusan36 2012/10/24
  • もう過労死を出した会社は廃業にしろよ、マジで。 - 脱社畜ブログ

    ネットを巡回していたら、またもや悲惨なニュースに出会ってしまった。以下に内容を引用する。 女性SE、過酷勤務で死亡…勤務先に賠償命令 情報処理システム会社の福岡事業所に勤務していた福岡市のシステムエンジニアの女性(当時31歳)が急死したのは過酷な労働が原因として、両親が同社合併後にできた「アドバンストラフィックシステムズ」(社・東京)に対し、慰謝料など計約8200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が11日、福岡地裁であった。 府内覚裁判官は「死亡と会社の業務との間には因果関係がある」として、同社に計約6800万円の支払いを命じた。 判決によると、女性はシステム移行などを担当。2007年2月の時間外労働が約127時間に上った。3月に仕事上のミスなどが原因で自殺未遂をした。約1か月間休養を取った後に復職したが、深夜残業など過酷な勤務が続き、5日後、東京出張中に致死性不整脈で死亡した。福岡中央労

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    rokusan36 2012/10/13
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