タグ

関連タグで絞り込む (0)

  • 関連タグはありません

タグの絞り込みを解除

きほんのきに関するrolo-tomasi-DCのブックマーク (13)

  • 事業継続計画が立てやすくなる

    近年,BCP(事業継続計画)への関心が高まってきています。このBCPとは,自然災害や火災,パンデミック(インフルエンザなど感染症の世界的な大流行),事故といった緊急事態が発生した場合でも,事業の継続が可能になるよう,もしくは事業の一時的な中断を余儀なくされたとしても早期に再開できるよう,あらかじめ取り決めておく対応計画のことです。 緊急事態が発生した場合には,システムが被災したり,要員を確保できなくなったりします。このため,一般にはBCPの一部として,システム・バックアップの方法や要員確保の体制などを策定しておきます。 これまで説明してきたように,実運用システムの稼働場所やデータの保管場所としては,頑強な地盤や堅ろうな建物に,安定した電源や強固なセキュリティなどの設備が整ったデータセンターが適しています。状態監視やデータ・バックアップ,ウイスルやDoS(Denial of Services

    事業継続計画が立てやすくなる
  • ホスティングを利用する三つのステップ

    前回紹介したハウジング・サービスの利用手順に続き,今回はホスティング・サービスを利用するための手順を説明します。既に紹介したように,ホスティング・サービス(レンタル・サーバー・サービスとも呼ばれます)とは,ホームページや電子メールのメール・ボックスなどを設けるためのサーバー機能と,ディスク・スペースを貸し出すサービスのことです。今では,仮想化技術を用いて発展させた,HaaS(hardware as a service)やPaaS(platform as a service) ,SaaS(software as a service)として提供されていることも珍しくありません。 ホスティング・サービスの場合は,データセンターに機器が準備されているので,利用者が直接データセンターに出向くことはありません。このためハウジングに比べると,手順が簡略化されます。 手順その1【確認】 まず,何の目的でど

    ホスティングを利用する三つのステップ
  • ハウジングを利用する五つのステップ

    前回まで,データセンターは大切なサーバーの安全な預け先となる施設で,監視や運用代行などのサービスが用意されていることや,実際にデータセンターを利用するとしたら費用がいくらぐらいかかるのかといったことを説明してきました。 今回は,ハウジング先の選定から運用に至るまでの具体的な作業手順を住まいの引っ越しにたとえて説明していきます。転居する場合に引っ越し先が決まったら,契約や引っ越し業者の手配などを進めるのと同様に,ハウジング・サービスを利用する場合も契約や回線利用の手続きなどが必要になります(図1)。 手順その1【見学】 新築のマンションなどでは,入居希望者が入居後のイメージをつかめるように,モデル・ルームを設けています。そこを訪れることにより,具体的な間取りを確認したり,素材の材質や設備,コンセントやスイッチの場所などを把握したりできます。 同じように,データセンターによっては見学会や設備の

    ハウジングを利用する五つのステップ
  • 監視や運用代行に要するコストはいくらか

    データセンターにサーバーを預けると,手元にはサーバーがないという状況になります。会社のすぐ隣にデータセンターがあるのなら,サーバーのLEDが点滅しているか確かめる,ケーブルをつなぎ変える,バックアップ・テープを交換するなどの作業が必要になったとき,サーバーがある場所に出向いて作業することに不都合を感じないかもしれません。 しかし,データセンターと職場が離れている場合には,そうはいきません。ネットワーク越しに実施可能な作業なら問題ないでしょうが,リモートからでは実施できない前述のような作業が必要になったとき,サーバーがある場所に出向かなくてはならないのでは不便です。 こうした不便さを解消してくれるのが,監視サービスや運用代行サービスです。自分の代わりにシステムの稼働状況を監視したり,運用作業を代行したりしてくれます。多くのデータセンター事業者は,ハウジング・サービスやホスティング・サービスに

    監視や運用代行に要するコストはいくらか
  • データセンターきほんのき:ITpro

    「データセンター」って言葉をよく聞くけど,いったい何のことだろう。データのセンターだから,データの中心のことかな,それともデータを置く中心となる施設のことかな? この連載では,一般の方にはなじみが薄そうだけれど,実は大半の人が日ごろからお世話になっている,データセンターの世界を基から解説していきます。 ■いまさら聞けない「データセンターとは?」 ■いまさら聞けない「DCはいつ誕生したの?」 ■いまさら聞けない「どんなサービスを提供しているの?」 ■いまさら聞けない「利用料はいくらなの?」 ■いまさら聞けない「どんな手順を踏むの?」 ■データセンターのあれこれ

    データセンターきほんのき:ITpro
  • 何をしてくれるところか:ITpro

    「データセンター」って言葉をよく聞くけど,いったい何のことだろう。データのセンターだから,データの中心のことかな,それともデータを置く中心となる施設のことかな? こんなふうに,「データセンター」についてはなんとなく理解しているつもりだけど,詳しく知っているわけではないという方が多いのではないでしょうか(図1)。 この連載では,一般の方にはなじみが薄そうだけれど,実は大半の人が日ごろからお世話になっている,データセンターの世界を基から解説していきます。 データが集まっている施設のこと 「データセンター」とは,名前の通りデータ(情報)が集まっている施設のことです。昔(1980年代)は,上場企業や金融機関など大手の企業が自前の設備として持っていました。そのころは「電算センター」などと呼ばれていました。なお,データセンターの誕生経緯については,第3話と第4話で取り上げる予定です。 現在では,大手

    何をしてくれるところか:ITpro
  • どんな施設を備えているところか

    一つは,人の出入りを制限する入退場管理です。指紋や静脈などの生体認証やICカードによる認証によって,入場許可を持たない人の出入りを防ぎます。二つ目は,電源設備です。長期間の停電に備え,UPS(無停電電源装置)に加えて自家発電設備も必要です。 三つ目は,機器の過熱を防ぐための空調設備です。発熱するサーバーを効果的に冷やします。四つ目と五つ目は災害対策用の設備で,火災に備えた消火設備,地震に備えた耐震設備です。これらの設備を整えるのには,膨大なコストがかかります。このため,よほど大きな企業でない限り,自社で施設を作るのには無理があります。 設備をシェアして低コスト化 そこで出てきたのが,第三者(データセンター事業者)などが構築した施設を複数の企業がシェアすることで,各企業(ユーザー)は比較的安価に前述した五つの設備を利用できる,という「データセンター」のアイデアです。停電が起きようが,台風が来

    どんな施設を備えているところか
  • データセンターの誕生と移り変わり

    最初に「データセンター」ができたのは,いつごろのことなんだろう? その当時はどのように使われていたのだろう? どんなシステムが設置されていたのだろう? データセンターがどのような施設なのか知っている方でも(知らない方は,ぜひ「何をしてくれるところか」や「どんな設備を備えているところか」を参照してください),データセンターの誕生やその後の移り変わりについてはご存じないかもしれません。 「昔はこんな感じでしたが,今ではこのように変わりました!」と,誕生当時と現在のデータセンターを比べてみます。 日初のデータセンターは? 日初のデータセンターは,逓信省(ていしんしょう)が管轄する,電話交換局だと言われています。逓信省と聞いて,どのような事業を所管していたか分かる方もいるでしょうが,念のために説明しておきます。 逓信省は,日にかつてあった省庁の一つで,1885年12月22日に発足しました。当

    データセンターの誕生と移り変わり
  • データセンターはどこにあるのか

    皆さんの会社では,大事な情報を保管しているサーバーをどこに設置していますか。足元に何となく置いてあったり,事務所の片隅に「で~ん!」と置いてあったり,もしかしたら掃除の際の踏み台とまではいかなくても,花瓶の置き台にされていたりしませんか。そして,レイアウト変更のたびに邪魔者扱いされていませんか。 大切な情報の保管場所でありながら,サーバーが邪魔者扱いされる理由の一つに,設置スペースを多く取ってしまうことが挙げられます。背面を壁に密着させるとファンからの排熱が遮られるので,実際の寸法より広い設置スペースが必要になります。また,排熱も問題視されます。執務エリアに置いてあるサーバーの台数が多いと,排熱で室温が上がるので,特に夏場にはエアコンへの負荷が高まります。また,サーバーのファンは強力な分,音がうるさいことも,嫌われる理由の一つでしょう。 結局,サーバーと同居していて喜ぶ人といえば,サーバー

    データセンターはどこにあるのか
  • なぜ運用コストが下がるのか

    データセンターでは,システム運用にかかわる各種サービスを提供しています。主なものに,「監視サービス」「運用(代行)サービス」「障害復旧サービス」があります。各サービスの概要を紹介するとともに,それらサービスの活用が運用コスト削減にどのように結びつくのか見ていきます。 24時間365日の監視サービス 監視サービスとは,データセンターで預かっているシステムやホスティング・システムの状態を24時間365日,監視し続けるサービスのことです。監視サービスを提供するため,データセンター事業者は「監視センター」などと呼ぶ,監視の専門組織を設けています。 監視対象は,サーバーやネットワーク機器,回線,電源設備などさまざまです。例えば,サーバーの死活監視やサービス監視,ログ監視などについては,利用企業の要望に沿って実施します。それにより,真夜中にサーバーがダウンしたり,ネットワーク機器に障害が発生したりして

    なぜ運用コストが下がるのか
  • なぜ注目されているのか

    近年,データセンターの利用率が高まっています。読者の皆さんの中にも,これまでデータセンターの利用経験はないものの,今後利用してみたいと考えている方がいらっしゃることと思います。 調査会社のIDC Japanが2009年4月に発表した国内データセンター・サービス(顧客企業の情報システムをデータセンターで監視・運用するサービス)の市場規模予測によると,2008年に7669億円だったデータセンター市場が2012年まで平均12.7%で拡大し続け,2012年には1兆2千億円を突破します(図1)。 なぜ,データセンター市場がこのように急拡大し続けると見られているでしょうか。ここ数年の間に,データセンターが注目されるようになった理由は三つあります。「災害対策を講じやすくなる」「セキュリティが強固」「運用コストを削減できる」です。この三つの魅力が,引き続き市場拡大の推進力になると思われます。今回は「災害対

    なぜ注目されているのか
  • インターネットの普及が利用層を拡大

    1980年代後半になると,コンピュータを自営の施設ではなく,コンピュータ・ベンダーやデータセンター事業者が運用する,データセンター(外部の安全な場所)に預ける企業が増えていきました。コンピュータ・システムを安全に運用できるようにするには,入退場管理や電源設備,空調設備消火設備,耐震設備を備えるのが望ましいのですが,それを自営の施設として整えるとなるとコストが高くつくからです。 そのころは,データセンターと企業間,企業の拠点間の接続には,主に専用線と呼ばれる回線が利用されていました。専用線の月額費用がとても高価だったことから,場合によってはISDNが使われることもありました。 インターネットが1990年代後半に爆発的に普及しました。今では,自宅でADSLや光ファイバーなどを利用してインターネットに接続するだけではなく,携帯電話でもインターネット・メール機能やWeb検索機能を当たり前のように使

    インターネットの普及が利用層を拡大
  • どんなサービスを提供しているのか

    データセンターとはどのようなところか,イメージできるようになりましたか。少し分かってくると,具体的にどんなサービスを提供してくれるの? どこにあるの?といった疑問がわいてくるかと思います。 今回はデータセンターが提供するサービスを紹介します。データセンターのサービスには,大きく分けると「ハウジング・サービス」と「ホスティング・サービス」の2種類があります。 ハウジング? ホスティング? いったい何のことでしょうか。早速,この二つのサービスの概要や違いを説明しましょう。 ハウジングはスペース貸し ハウジング・サービスとは,サーバーやネットワーク機器の稼働に必要な電源や通信環境が整ったスペースを貸し出すサービスのことです。利用者は,サーバー・ラックと呼ばれる専用の箱やたなに,自社のサーバーを預けます。第1話の「何をしてくれるところか」で説明したように,一般的なものにたとえると,「銀行の貸し金庫

    どんなサービスを提供しているのか
  • 1