グーグルが企業向けに提供するサービスや製品の存在感が高まっている。今年に入って、ITベンダー各社が相次いでGoogle Appsの販売代理店契約をグーグルと締結。「クラウド時代の有力商材」といった声が販売代理店から聞こえてくる。一方、大手メーカーは参入に対して慎重な姿勢を崩さない。 「セミナーを告知すると、すぐに満席になる」(三井情報の門井達也 営業統括本部営業企画部営業推進室マーケティングマネージャー)、「Google Appsの顧客企業が急増しており、来春までに100社を超えるのは間違いない」(富士ソフトの間下浩之 営業本部副本部長)──。グーグルの企業向けサービスや製品を販売するITベンダーからは、こんな話が聞こえてくる。 グーグルが「企業向け」と定義するサービスや製品は大きく四つある。(1)社内情報を検索するための「Google 検索アプライアンス」と小規模向け検索アプライアンス「
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