2011/01/14 15:46 米Savvis(日本法人はサヴィス・コミュニケーションズ)は、SLA(サービス・レベル・アグリーメント)が要求される業務アプリケーションを主な対象に、ITインフラの運用アウト・ソーシング事業を手がけるデータ・センター事業者である。インプレスビジネスメディアは2011年1月14日、同社幹部にアウト・ソーシングの現状を聞いた。---データ・センター事業者としての米Savvisの特徴は。 Savvisの前身は、金融系の情報サービス事業者である米Bridge Information Systems。こうした背景から、可用性やSLAが要求される業務システムを主な対象としてきた。 現在でも、金融系を中心にミッション・クリティカルなシステムのアウト・ソーシングを多く手がけている。大手の事例の1つとして、米Thomson Reutersがトレーディング・システムのプラット
NECビッグローブは2011年1月19日、ECサイトなどBtoCサービスを提供する企業向けのクラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」を1月27日より提供開始すると発表した。BIGLOBEクラウドホスティングは、CPUやメモリーなどのリソースを必要に応じて利用できるIaaS型のパブリッククラウドサービスである。 同社のデータセンターにあるシステムリソースを、米VMwareの仮想化技術を使って仮想化。ユーザーは仮想化されたリソースを状況に応じて利用する。料金プランは、1時間単位で利用できる「従量料金」と月額固定の「月額料金」の2種類を用意。リソースの変更などは、ダッシュボードと呼ぶ管理画面(写真1)を通して操作できる。 BIGLOBEクラウドホスティングを利用するユーザーは、CentOS、Red Hat Enterprise Linux、Windows Server 2008 R
著者:日本OSS推進フォーラム クラウド部会 部会長 小池晋一 クラウドコンピューティングの普及により、クライアントの位置付けも大きく変化しようとしています。これまでクライアントで行われていた処理やデータの格納がクラウド上に移行したり、逆にクラウドによりクライアントの能力が拡大されるといった状況が起きています。 この状況の中で、日本OSS推進フォーラムはクラウドをどのように捉えているのか。このようなテーマをクライアント部会からいただきました。今回は日本OSS推進フォーラム、クラウド部会で検討してきたクラウドの将来像、その中で日本のIT企業が競争力を強化するためにとるべき戦略について紹介します。 日本発のクラウドサービスをメジャーにするための戦略 日本OSS推進フォーラムでは「クラウドコンピューティング戦略」について、中長期的な視点よりさまざまな検討を行いました。昨今の「クラウド」の台頭が本
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く