新興市場でクラウドコンピューティング関連銘柄の人気が爆発している。データセンターを運営するマザーズ上場のさくらインターネット、ヘラクレス上場のブロードバンドタワー、ビットアイルが連日活況。さくらインターネット株は年初、4万円台で推移していたが、4月12日には値幅制限いっぱいまで買い進まれて2008年4月以来、2年ぶりの株価10万円台乗せを達成。ブロードバンドタワー株も2月前半の3万円台から直近で11万円台まで暴騰している。 クラウドコンピューティングは株式市場でも一種のバズワードとなっている。これまでソフトウェア関連企業が通常のサービスとして提供してきたASPやSaaSとの明確な定義分けが行われておらず、物色のテーマとしては存在感が薄かった。株式市場はIT、ネットサービスの最新事情に疎い傾向があるにしても、ここにきての突然の人気化は不自然。この背景にはテーマ株ファンドの設定がある。 野村証
ブロードバンドタワーとヤフー(Yahoo! JAPAN)は31日、ヤフーがブロードバンドタワーの株式の一部を取得することに合意したことを発表した。 ブロードバンドタワーとヤフーの両社は、ブロードバンドタワーがヤフーに提供しているデータセンターサービスが、両社がそれぞれ行う事業において重要な地位を占めていることを認識しており、今回のヤフーからの出資により、両者の協力関係をいっそう強化するのが狙いとのこと。 今回の出資で、ヤフーは、2009年9月16日付けにてブロードバンドタワーの第三者割当による自己株式処分の引受けを行い、2,609株(所有割合2.66%)を取得する。これにより、ヤフーはブロードバンドタワーの第2位の株主(ブロードバンドタワー保有の自己株式除く)となる。またヤフーよりブロードバンドタワーに取締役を派遣、ヤフー経営戦略本部長の土田 圭滋氏が、ブロードバンドタワー新任取締役(非常
ブロードバンドタワーは,東京都千代田区,品川区,目黒区の3カ所,大阪に1カ所の計4拠点でデータセンターを運営している。最大の特徴は,都心部に位置していること。東京の3拠点は23区内ならいずれも30分から1時間でアクセスでき,大阪はビジネスの中心街である梅田から徒歩10分の立地だ。同社の野口敬之氏(サービス開発マーケティンググループ ディレクター)は「いざというときにすぐに駆け付けられる都心型データセンターへのニーズは大きい」と話す。 インターネットへの接続回線が45Gビット/秒と広帯域なことも特徴の一つ。「インターネットを事業基盤とするユーザーに向く」(野口氏)という。同社のユーザーには,ポータル・サイト運営会社やネット証券会社,動画配信サービス事業者などが名を連ねる。 ホスティングでも機器を持ち込める これまで同社は,ハウジング・サービスが中心だった。しかし現在,利用比率を高めているのが
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