ワンストップショップを目指すHPとパートナーとの提携による総合的なサービスの提供をうたうCiscoが、クラウドコンピューティング市場争奪戦を開始した。 2010年は「統合コンピューティングシステム戦争の年」になりそうだ。参戦する主要な企業は、米Cisco Systemsと米Hewlett-Packard(HP)だ。 もちろん米IBMの存在も見過ごせない。しかし同社の「Blue Cloud」構想に関する一般的な情報や、次世代データセンターの開発に向けた提携の可能性を除けば、統合コンピューティング分野の大御所であるIBMから明確な戦略がまだ聞こえてこない。 この分野には、カナダのLiquid Computingといった小規模の新興企業も参入しようとしている。Liquidは、「Liquid Elements」という新しい統合コンピューティングソフトウェアパッケージをIntelと共同で開発中だ。こ
米Cisco Systemsと米EMCおよび同社傘下のVMwareは米国時間2009年11月3日,データセンター関連事業における連立を発表した。データセンターの仮想化とプライベート・クラウド・コンピューティング・インフラへの移行促進を目的とした共同ソリューションを提供するほか,合弁会社を設立する。 3社の言うプライベート・クラウド・インフラとは,1社の企業に合わせて安全に管理・運営する仮想ITインフラを指す。企業自身あるいはサード・パーティによって管理し,社内か社外,または両方を組み合わた導入方法を選べる。現在のデータセンターと同様のセキュリティと管理機能を提供しながら,事業の展開に対応した機敏性を備え,コストを大幅に抑えることができるという。 3社の共同ソリューション「Vblock Infrastructure Packages」は,効果的にデータセンターを改革し,設備費用と運用コストを
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