IHIエスキューブが東京都江東区の豊洲で運営するデータセンター「IHIエスキューブ豊洲データセンター」(写真1)の最大の特徴は,その統合運用サービスだ。 インフラ構築グループで約90人,基幹システム開発・運用グループで約300人在籍する同社スタッフが総力を挙げて統合運用サービスを支える。スタッフの8割はITILファウンデーション資格を取得しており,ITILに準拠した形で,監視サービス,電話エスカーレション・サービス,バックアップ・サービス,オペレーション・サービスといった運用管理を行う。もちろん,顧客が独自に運用管理手法を有し手順書を整備していればそれに従うこともでき,逆に不備な点があれば整備に向けてサポートすることも可能だという。 先を見通した運用サポートを展開 IHIエスキューブは,宇宙開発から産業機械まで手掛けるIHIグループにおいて,グループ内のシステム開発・運用を一手に担う情報処
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