さて、働いている皆さんもそろそろ夏休みでしょうか? 今年は夏休みがめっちゃ長い!という人もいると思うので、まとまった時間や旅先で読める“ちきりんお勧め本”を、過去に書いた感想や関連エントリと共に紹介しておきます。 ノンフィクションで、めっちゃオモシロかったのが、戦後すぐに起こった陰謀事件の闇を暴いたこちら。これは今でも「犯人」が見つかっていません。アメリカの陰謀?共産主義者の仕業?それとも・・・?事実は小説よりも奇なり。手に汗握ります。というか、戦後日本の“選択”がよくわかります。 下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3) 作者: 柴田哲孝出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2007/07/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 46回この商品を含むブログ (45件) を見る感想ではないですが関連エントリはこちら → http://d.hatena.ne.jp/Chik
池袋にて開催されている、「宮崎駿が選んだ50冊の直筆推薦文展」をちょっと覗いてきました。 岩波少年文庫の中から、50作品を宮崎駿さんにチョイスしてもらい、推薦文を書いてもらっているようです。 創刊60周年を記念した展示会なのだとか。発言力の高い人なだけに、本の価値も上がるし、マイナーな作品も世に広まるしで、なかなか良い企画ですね。 アリエッティの原作でもある、「床下の小人たち」も岩波文庫ですから、映画の宣伝も兼ねて行われているのでしょうけど。 ついでっぽく、アリエッティのイメージボードの原画も展示されとりました。 この展示会のタイトルに、”推薦文”とありますけども、 どちらかというと、感想文のほうが正しいような気がします。 宮崎駿が本を読んで、なにを思い感じたか、ときには思い出話なんかも語らっております。 作品が古いからなのか、駿さんの文章がそう感じさせるのか、なんだかノスタルジックな気分
We asked some authors featured in Harvard Bound over the past year: What is an essential, must-read book for today’s graduates, and why? Here’s what they suggested, as the newest Harvard degree-holders head into the world. Sarah Braunstein, fiction instructor at Harvard Extension School and author of “The Sweet Relief of Missing Children” “The Prime of Miss Jean Brodie” by Muriel Spark “The summer
2006年03月06日21:12 カテゴリ書評/画評/品評Taxpayer 臨床いじめ学の教科書 - 書評 - いじめの根を絶ち子供を守るガイド ずっと宿題だったのだが、ちょうどいい機会でもあるので書評。 いじめの根を絶ち子供を守るガイド Barbara Coloroso [原著: The Bully, the Bullied, and the Bystander] 奥田健次の教育改革ぶろぐろ部: いじめの根を絶ち子どもを守るガイドタイトルは『いじめの根を絶ち子どもを守るガイド 親と教師は暴力のサイクルをいかに断ち切るか』。原著タイトルは“The Bully, the Bullied and the Bystander”であり、直訳すれば『いじめっ子、いじめられっ子、傍観者』となる。この問題に関してはプロでもある奥田健次先生の推薦だけあって、大変優れたいじめ対策の参考書である。「臨床いじめ
2011年6月10日、日本版『WIRED』がいよいよ始動します。 テクノロジー・科学という観点から変わりゆく世界の姿を切り取り、創刊以来18年間、常に時代の先端を走ってきたアメリカの雑誌『WIRED』は、いったいどのような考えに影響を受け、どのような視点から雑誌づくりをつづけてきたのか。 世界が大きく動こうとしている今、『WIRED』を形作ってきた「ものの考え方」を一覧にしてみることには大きな意義があると考え、ここに10ジャンル100冊の本をリストアップしてみました。 『WIRED』を大学に見立てるなら、これが「日本校」における教養学部の課題図書ということになるかもしれません。 もっとも、これらはあくまでも日本版編集部が独断と偏見によって選んだものです。より開かれた雑誌づくりを目指す『WIRED』としましては、みなさんのご意見を広く集めたいと考えております。ぜひとも「未来に携えてい
――というと、大体は小難しい”教養書”ばかりがあげられる。 勿論こういった本を若いうちに読むことは素晴らしいと思う。 だが、10代それでいいのか? 私は、本を読むにも「旬」というのはあると思う。春に読むと良いもの、夜明けに読み終わると良いもの、その時期だからこそ楽しみが倍増するものはある。 そして同様に、「10代だからこそ楽しさが倍増する」作品だってあると思う。いや、あるのだ。 以下、20冊ほど簡単に紹介してみた。これらは私が10代(中高生)の頃に読んで面白かったもの、大人になってから「もっと幼い頃に読みたかった」と思ったものである。どの世代が読んでも面白いような本(ハリーポッターなど)はあえて外してある。 ▼中二病(?)を患っているからこそ面白い 十二国記シリーズ/小野不由美 戯言シリーズ/西尾維新 キノの旅/時雨沢恵一 リアル鬼ごっこ/山田悠介 ZOO/乙一 ▼面白さの世界が広がる パ
必ず覚える!1分間アウトプット勉強法 (PHP新書 718) 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、いわゆる広義の意味での勉強本の新作。 タイトル通り、とにかく「アウトプット中心」のスタイルなのですが、著者である齋藤 孝先生が中学時代から実践されてきただけあって、完成度は高いです。 アマゾンの内容紹介から。勉強して数年たつと内容を断片的にしか覚えていないことがよくあるが、「声に出す」「人に伝える」というアウトプットを行うと記憶に定着する。著者は学生時代から現在に至るまでこの方法を実践し、あらゆる難問を突破してきた。ただ、やみくもに口に出せばいいわけではない。「まず問いをたてる」「川のフォーマット」などの工夫により、その効果は最大になる。勉強の目的を見すえて行う、最高のメソッド。アウトプットの重要性を頭では理解していても、なかなか行動に移せない方にオススメです! なお、タイトルはお馴染み「ホッテ
2010年11月16日17:00 カテゴリLoveMath 食いたかったら、食いつけ! - 書評 - 食える数学 ディスカヴァーより献本御礼。 食える数学 神永正博 著者ではないのだけど、ゲラ段階から目を通させていただいた私にはまさしく「お待たせしました」な、一冊。これぞ、サイエンティストとエンジニア、そしてマスマティシャンとその卵達にとって最新処方にして最高の絶望に効くクスリ。 だまされたと思って、本書に食いついて欲しい。 あなたが失いかけた食いつく力を、あなたは取り戻すことができるだろう。 あなたがそれで食えるかどうかなんて野暮なことは、きかない。 食いついたあなたにそれが食えないわけがないのだから。 本書「食える数学」は、数学者として「落ちこぼ」れ、そして工学者も「落ちこぼ」れた「ダルブドロップアウト」の著者が、それでも「それ」に食いついていくにはどうしたらよいかを、渾身の力をあごと
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