最初の章は、子ども二人が餓死するまでのお母さんの動きを追いかけたもので。もう、なんとも言えない怒りが込み上げるものでした。 が。 次章からのそのお母さんの生い立ちを追って行くにつれ、、、、 このお母さんの悲鳴が本から聞こえてくるんじゃないか、、、と、思うほどに、追い詰められていく声が聞こえてきました。 誰かホント、気がついてあげて! 助けてあげて! 手を差し伸べてあげて!!! っていう。 子ども二人を餓死させたことはホントに痛ましく、、、自分の子どもを思うと信じられないと思うけれど、、、このお母さんの気持ちを考えると、、、このお母さんもとても救われなかったと、、、、もしかしたら、死んでたのはこのお母さん自身だったのかもしれない。とも思えた。 世にまだまだいるお母さん達の悲鳴。 少しでも多くのお母さんを救って、子どもたちが救われますように。。。