麻生財務相は7日の記者会見で、専業主婦がいる世帯の所得税を軽くする配偶者控除の見直しについて、「検討してみたい」と述べた。ただ、控除が縮小されれば、専業主婦がいる世帯には増税となり、反発を招くのは必至だ。
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3年前の東日本大震災で、被害が大きかった沿岸部では、亡くなった人を火葬することさえできなくなり、遺体を一時的に土に埋める異例の「仮埋葬」が行われました。 震災から3年を前に、NHKは、詳しいことはあまり明らかにされていなかったこの「仮埋葬」の詳細な資料を入手し、関係者から話を聞くことができました。 巨大災害が奪った死者の尊厳、家族の死を受け止められない遺族、悩みながらその知られざる死の実態に仙台放送局の廣川裕輔記者が迫りました。 残された死の記録 「仮埋葬」は、震災発生直後の3月21日から6月8日にかけて、火葬場なども大きな被害を受けた宮城県内で行われました。 土に埋められた人は、2108人に上りました。 当時、「仮埋葬」の様子は大きく報じられ、家族をしっかり弔うことができない大災害の一面として多くの人の記憶に刻まれました。 遺体は、その後、11月にかけて掘り起こされ火葬されまし
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