小さな子どもを持つ母親で、地域に子育ての悩みを相談できる相手や子どもを預けられる人がいる割合は、12年前に比べて大幅に減り、社会とのつながりが希薄になっていることが、調査会社のアンケートで分かりました。 アンケートは大手調査会社がことし6月、小学生未満の子どもを持つ親を対象に行い、4000人から回答を集めました。 地域でのつきあいについては、母親で「子育ての悩みを相談できる人がいる」と答えたのは44%、「子どもを預けられる人がいる」は28%で、いずれも12年前の同じ調査から30ポイント減っています。 子どもを保育園などに送り迎えするときに、あいさつをする相手がいる人は57%いましたが、12年前に比べると31ポイントと大幅に減り、社会とのつながりが希薄になっていることがうかがえます。 一方、幼稚園などの子育て支援サービスの利用については、20%が利用していないと答えています。調査を行った三菱