ダウン症の人の9割以上が「毎日幸せ」と感じている――。厚生労働省の研究班による、当事者への初の意識調査の結果がまとまった。産む前に、ダウン症など胎児の染色体異常を調べる「新型出生前診断」が広がる中、当事者のことをよく知ってもらうことで、適切なカウンセリングや支援体制につなげる狙いで行われた調査だ。 調査は昨年10~12月、日本ダウン症協会の協力を得て、協会員5025世帯にアンケートを送付。12歳以上の852人(平均年齢22・9歳)が回答した。働いている人が約6割で、特別支援学校の高等部などに在学中が約3割だった。 「毎日幸せに思うことが多いか」との質問には「はい」が71%、「ほとんどそう」が20%だった。「両親など周りの人は自分のことを大事に思っていると感じるか」との質問には「はい」が83%、「ほとんどそう」が12%だった。「友達をすぐ作ることができるか」との質問にも、計74%が「はい」「
わたしを見つけて――。今月の「児童虐待防止推進月間」に合わせ、JR大阪環状線の全19駅で、子どもへの虐待防止を訴えるポスターとステッカーが貼られている。30日まで。目立たない場所にあえて掲げ、自宅など閉鎖された場所で起こる児童虐待の気づかれにくさを表したという。 NPO法人「児童虐待防止全国ネットワーク」(東京)が企画。泣いていたり、悲しい表情をしたりしている子どもとともに「たすけて」「ここだよ」「ふりむいて」といったメッセージが添えられている。 駅のホームやコンコースの柱の陰、階段の脇、ベンチの背もたれの裏など計200カ所に掲示している。子どもへの虐待は、自宅など周囲が気づきにくい場所で起こることが多く、そうした実態を知ってもらうため、目立つ場所ではなく、探さないと見つからないようなところに貼った。 オレンジ色のリボンで児童虐待防止に取り組む同ネットワークの呼びかけに、同じ色の車両が走る
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く