(CNN) 11日の大地震で甚大な被害が出ている日本を支援する米国の活動が本格化している。 米国からの災害援助隊の先遣隊は12日、日本に到着。残りの援助隊と物資、人員は13日に到着の予定だ。 米国の原子力規制委員会(NRC)は12日、福島第一原発1号機で炉心溶融が危惧されることを受けて、災害発生を防ぐ目的で沸騰水型原子炉の専門家2人を同地に派遣した。原子力開発分野で世界有数の専門家を有するNRC当局は、日本に最大限協力する意向を明らかにしている。 また横須賀基地の在日米軍第7艦隊は12日、最も被害が深刻な地域に向けて、同軍厚木米海軍航空施設隊のSH-60ヘリコプターで、海老名から寄せられた米やパンなどの食料680キロ近くを搬送したとの声明を発表。 さらに沿岸部における救難活動および復旧活動の支援を想定し、12日に房総半島から駆逐艦2隻、13日には横須賀港からもう1隻の駆逐艦を被災地沖合いに