タグ

ブックマーク / www.aozora.gr.jp (2)

  • 青空文庫早わかり

    1999年8月1日 作成 2010年4月10日 修正  PDF 版を、ここからダウンロードできます。(PDF版は、2008年1月13日以降、更新していません。) 青空文庫へ、ようこそ! 青空文庫は、利用に対価を求めない、インターネット電子図書館です。 著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストと XHTML(一部は HTML)形式でそろえています。 作品ファイルは、縦組みを意識した統一した形式でまとめてあります。 いろいろな方が開発してくれた青空文庫対応の表示ソフトを利用すれば、のページをめくるように、作品を読んでいけます。 多くの人に、快適に作品を味わい、自由にファイルを使ってもらうことは、この場を整えている私たちの願いです。 どうか青空文庫を、活用してください。 作品を読むには。 「入力ミスじゃないか?」と思ったときは、どうすればよいか。 縦組

  • 岡本かの子 「老妓抄」 : 青空文庫

    平出園子というのが老妓の名だが、これは歌舞伎俳優の戸籍名のように当人の感じになずまないところがある。そうかといって職業上の名の小そのとだけでは、だんだん素人(しろうと)の素朴な気持ちに還ろうとしている今日の彼女の気品にそぐわない。 ここではただ何となく老妓といって置く方がよかろうと思う。 人々は真昼の百貨店でよく彼女を見かける。 目立たない洋髪に結び、市楽(いちらく)の着物を堅気風につけ、小女一人連れて、憂な顔をして店内を歩き廻る。恰幅(かっぷく)のよい長身に両手をだらりと垂らし、投出して行くような足取りで、一つところを何度も廻り返す。そうかと思うと、紙凧(かみだこ)の糸のようにすっとのして行って、思いがけないような遠い売場に佇(たたず)む。彼女は真昼の寂しさ以外、何も意識していない。 こうやって自分を真昼の寂しさに憩(いこ)わしている、そのことさえも意識していない。ひょっと目星(めぼ

    roomrag
    roomrag 2007/09/05
  • 1