2000年頃から始まった「第二次焼酎ブーム」により、業績を伸ばしてきた各焼酎酒造。しかし近年では若者のアルコール離れや景気の低迷、カクテルやウイスキーの台頭による嗜好の多様化などから、多くの焼酎酒造が苦戦を強いられている。 売上高首位に立つのは、宮崎県の霧島酒造(株)(本社:宮崎県都城市、江夏順行社長)で2016年の売上高は650億円。本格芋焼酎「黒霧島」で全国的な人気を博し、2位の三和酒類(株)(本社:大分県宇佐市、和田久嗣社長)の売上高477億円と水を空ける。 現在では断トツの売上高を誇る霧島酒造だが、売上高首位に立ったのは2012年と最近のこと。同年の霧島酒造の売上高は515億円。前年より6.1%の売上高を伸ばした。9年連続売上高トップから2位に転じた三和酒類の同年売上高は503億円で、前年比売上高伸び率は0.4%増。霧島酒造に抜かれたものの、売上高の差は12億円と大差ではなかった。
焼酎メーカー、霧島酒造(宮崎県都城市)が、日本の焼酎文化を発信する英語サイト「Shochu culture site」を開設した。焼酎の飲み方や製造工程を紹介し、海外ファンの獲得を目指す。「sake」に後れを取った「shochu」の世界展開を、業界のトップ企業が牽引(けんいん)する。 (村上智博) 英語サイト(http://www.kirishima-global.com/cu/en/)は「焼酎の飲み方」「美容と健康」「焼酎とは?」「焼酎のルーツ」という4章立てで構成される。 お湯割りやロックといった焼酎の飲み方や、カロリーが低く、二日酔いになりにくいといった特徴を、分かりやすく紹介している。 さらに、14〜15世紀に大陸から日本に伝わったとされる蒸留技術と、麹との出会いなど、焼酎の歴史もイラスト入りで説明した。 今後、さらなるサイト充実を目指す。一日の疲れ(=だれ)を焼酎を飲んで解消し、
同じ國酒である「日本酒」と「焼酎」ですが、その違いは何処にあるのでしょうか!?今回はその造り方法から違いを見ていきたいと思います。 一般的には、 「日本酒」 ⇒ 「醸造酒」 「焼酎」 ⇒ 「蒸留酒」 と言われていますが、具体的にどこに違いがあるのかフローで確認していきたいと思います。 日本酒の造り方 日本酒の主原料は「白米」のみとなるのが大きな特徴の一つです。 本格芋焼酎の造り方 本格芋焼酎の主原料は一次原料に「白米」、二次原料に「サツマイモ」を使うことが特徴です。米焼酎であれば、二次原料にも「白米」を使うことになります。 日本酒と本格芋焼酎造りの違い~その1~ 白米にて麹米を造り酒母を造ることは同じなのですが、日本酒と焼酎では、種麹菌の種類が異なります。根本的に麹菌の役割は同じですが、日本酒の種麹は「クエン酸」の生成を行いません。 「クエン酸」の生成を行わないと、酵母が外部の菌に汚染され
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く