![「この世界の片隅に」9月15日Blu-ray化。特典ディスクやブックレット付きの限定版も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/70ca07abf02fd3903a513875983ccc201253a8ea/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fav.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Favw%2Flist%2F1062%2F765%2Fb00.jpg)
トップニュース『この世界の片隅に』片渕監督に「もの凄い“嫉妬心”しかない」。『機動戦士ガンダム』富野監督は「すず」をどう捉えたのか?【後編】 キャラクターや舞台設定の巧みさ ――「すずさん」というキャラクターですが、原作での描かれ方と映画とで異なる部分に注目も集まりました。監督は、すずさんをどのように描こうとしたのでしょうか? 片渕須直監督(以下、片渕): 本当ならば、こうの史代さんの原作はまるごと全部映画にしなければ意味がないと思っています。ただ、それは自ずと限界があり、1つは製作費の問題、もう1つは興行にかけられる約2時間という上限があるだろうなと考えました。そこで、残すべきだと思ったのは、すずさんが「なぜ日常生活を営んでいたはずだったのに、その中で何に追い詰められて、自分が戦争をする側という意識に至ってしまったのか」という部分だったのかなと思うんです。 それは一人で生きているなかでは
2016年11月に公開されて以来、大ヒット上映中の映画『この世界の片隅に』。3月3日(金)には、第40回日本アカデミー賞「最優秀賞アニメーション作品賞」の受賞が決まりますます注目が集まる本作。ダ・ヴィンチニュースは、『この世界の片隅に』監督の片渕須直さんと『機動戦士ガンダム』などを手掛けてきた日本を代表するアニメ監督・富野由悠季さんの対談に密着。おニ人の対談の模様が配信される文化放送のインターネットオンデマンド配信サービス「AG-ON Premium」の収録現場に伺った。 富野監督『この世界の片隅に』から戦争と歴史を語る ――今回、映画『この世界の片隅に』をご覧になった富野由悠季監督と、片渕須直監督とのはじめての対談になります。本日はよろしくお願いいたします。 富野由悠季監督(以下、富野): よろしくお願いいたします。『この世界の片隅に』を観て、開始10分くらいで衝撃を受けたことがあります
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 いろんな媒体の映画レビューを見ても「絶賛の嵐」状態の『この世界の片隅に』。 たとえば、「Yahoo!映画」のユーザーレビューでは、 5点満点で4.57(2016年11月23日現在)と高得点を記録しており、 主だったレビューのタイトルを列記してみると、 「後世に残る、いや、残すべき大傑作!」 「劇場で観るべき生まれながらに古典の傑作」 「エンドロールまで泣けた」 「ただ息を呑んで涙が溢れた」 「もしかしたら生涯で一番の作品かもしれない」 「涙が止まりませんでした」 「こうの史代の世界がそのまま実現された名作」 「普通というしあわせがここに描かれている」 「間違いなく、2016年度の邦画で一番の傑作」 「映画館出た後もずっと泣く」 など、「ほんまかいな?」というような絶賛が続く
「この世界の片隅に」、あまりにも素晴らしすぎた。 後半、涙が止まらなかったし、あまりにも素晴らしすぎる演出に導かれ映画の世界に浸りきり、 作中で描かれる戦時下の日本の世界を酸いも甘いも存分に味わい尽くすことができた。 ただそれゆえに、スタッフロールで流されたクラウドファウンディングのクレジットが、とても残念だった。 あの文字列が出てきた瞬間、夢のような映画の世界から一気に現実に引き戻され、身体の熱がスーっと引いていった。 感動、台無し。 クラウドファウンディングがこの作品を制作するうえで、どれほど重要な役割を担ったかは、いろいろなところで聞いて知っている。 多くのユーザーの想いが作品として結実する、とても素晴らしい制度だと思う。 わざわざそれなりに長い時間を割き、出資者全員の名前が流れるのも、制作陣の感謝の気持ちの現れだし、出資者の当然の権利だと思う。 しかしそれでも、それを理解した上でな
公式HP http://konosekai.jp どうしても、観てほしい映画があります。 すべての作品に平等であることが、映画館として正しいあり方かも知れません。 でもそのことを頭ではわかっていても、ひとりの映画ファンとして、感情まで抑えつけるのは容易ではありません。 どうしても観てほしい、その映画の題名は『この世界の片隅に』。 かの傑作『夕凪の街 桜の国』を描いた、こうの史代さんの漫画を原作としたアニメーションです。 舞台は広島、時代は戦中。 過酷な状況の中でしかし、明るく毎日を生きるひとりの若い女性の物語です。 おだやかな描線と色彩、あたたかなユーモア、イデオロギーに囚われずに日常感覚から立ち上げた生活描写。 しかし、やわらかな絵の印象の通り、物語がただ幸福のうちに閉じることはありません。それが歴史的事実です。 癒やされることよりもむしろ多く、胸をかき乱されること
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