“真打ち”は像面位相差AFセンサー(社内呼称ZAF)を搭載した、フルサイズのイメージセンサーのことですね。これがなぜ真打ちとまで呼ばれるのでしょうか。 これができればデジタル一眼レフに勝てる 石塚:改めての説明になりますけど、デジタル一眼レフは専用の位相差AFセンサーにミラー(レフ)を使って光(被写体の映像)を当てて、シャッターを切る直前までピント合わせし続けることができますよね。だから、高速で動くものにもオートフォーカスが決まる。 一方、ミラーレスにはミラーがないから、その分小型軽量化できるわけですが、光をイメージセンサーとAFセンサーに分けることができない。 石塚:専用のAFセンサーを付けられませんので、イメージセンサーの信号からコントラストを分析してピントを合わせていました。このやり方は、まずイメージセンサーから読み出し、コントラストが高いところを探すためにレンズを動かし、と、時間が
![ソニーのミラーレス、ついに“真打ち”登場](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df4341cf4bfc1287aa8e31f5819b80964200c47f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkei.com%2Fatcl%2Fgen%2F19%2F00533%2F041900012%2Ffb.jpg)