自民党総裁選(9月27日投開票)を巡り、楽天グループの三木谷浩史会長兼社長(59)が「週刊文春」の単独インタビューに応じ、有力候補の一人、小泉進次郎元環境相(43)が打ち出した「働き方改革」などの政策について高く評価した。三木谷氏は自身のX(旧Twitter)でも、「小泉候補を応援する」と支持を表明している。
今年4月から日本テレビ系列で放送予定だったドラマ「たーたん」の制作が中止になった。 原作は、現在も「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の西炯子さんによる同名コミック。主人公の上田敦は冴えない童貞男。15年前、友人から1人の赤ん坊を預かった。その友人は殺人を犯し刑務所に入っていた。赤ん坊の名は鈴。敦は鈴を実の娘のように懸命に育てた。童貞のまま父親になった男と本当の親を探し求める娘の成長の様子を描いた作品である。 原作の「たーたん」は未完作品 「小学館×日テレ」の“再タッグ”に異論が噴出していた しかし、昨年10月から同じく日テレ系列で放送されたドラマ「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」)の原作者で人気漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の訃報が1月29日に伝えられると、「たーたん」の制作は迷走。「原作・小学館×ドラマ・日テレ」という“再タッグ”に加え、「セクシー田中さん」
11月10日、福島県議選終盤、現職候補者の事務所内で応援演説をする小渕優子選対委員長(50)の姿があった。さぞかし奮闘していると思いきや……。 小渕氏は陣営訪問前にこう伝えていたという。 「本当にプライベートとして応援に行きます。チラシを撒いて人を集めるようなことはしないで下さい。(選対委員長という肩書も)言わなくていいですから」 県連側が「そんなわけにはいかない」と最低限の聴衆を集め、事務所の中でマイクを持たせたのだが、
「10分おきに執拗に問い合わせの電話をかけてきたり、『何で政務官の私の言うことが聞けないの?』と厳しい叱責を受けることもありました。携帯にも電話があり、早いときには朝5時、夜も午後10時以降にかかってくることが珍しくなかった。土日祝日も一切関係ありませんでした」(同前) 意に沿わない官僚に対しては、こう言い放ったという。 「言うこと聞かなければ飛ばすわよ!」 大臣引継ぎで笑顔を見せる自見氏 ©時事通信社 「うつ病」と診断され休職、最終的に退職へ… A氏の脳裏からは四六時中、自見氏の声が離れなくなり、やがて心身に変調をきたして「うつ病」と診断された。休職を経て一時は復帰したものの、最終的には退職を余儀なくされたという。 A氏へのパワハラについて自見氏に尋ねると、事務所は「御指摘のような事実はありません」と回答した。 だがA氏は「週刊文春」に、パワハラ被害の経緯や内容を詳細に証言しており、うつ
「ジャニーさんの性加害で歪んでしまって、みんな何かに逃げてしまうということはあったと思います。フォーリーブスの北公次さんと、僕の後輩の豊川誕は覚醒剤にハマってしまった。他にもクスリや大麻で逮捕されたジャニーズタレントはたくさんいます。 僕の場合は酒と博打でした。10代で六本木の主みたいに飲み歩いていて、交番のお巡りさんにも『トシちゃん飲ってる?』って挨拶されるくらいでした。NHKのプロデューサーらと賭けマージャンをするジャニーさんの代打ちをしたこともあります。10代の子がそんなことをしてるのに、周囲の大人は何も言わない。異常でしたよね」 性被害を証言した板野俊雄氏 ©文藝春秋 今回、新たに「週刊文春」にジャニー喜多川氏による性被害を証言するのは板野俊雄氏(67)。1975年に3人組グループ「ジャニーズ・ジュニア・スペシャル(JJS)」のリーダーとしてレコードデビューし、その後、ジャニーズで
▶︎あだ名は台詞泥棒 書き直し連発、脚本家に聞くと… ▶︎「台本と違う」「家康凄すぎ」3つの改悪シーン検証 ▶︎「俺が主役」実力者岡田准一出演に難色、見せ場を強奪 ▶︎禁煙控室でアイコス、イス蹴り「あいつを外せ!」 ▶︎有村架純が好きすぎて “300万円静岡ツアー” 強要 今年2月、東京都渋谷区のNHK放送センター。前室(控室)には、番組スタッフやマネージャー、出演者らが待機していた。 「殿、おはようございます」 颯爽と現れたのは、周りから“殿”と呼ばれる男だ。彼は早速、いつものルーティーンを始めた。机の下にあった椅子を蹴って引き寄せ、足を組んだ状態で座る。本来は禁煙にもかかわらず、加熱式タバコのアイコスを片手に共演者らと談笑。前室から喫煙コーナーまではおよそ30歩だが、そこまで足を運ぼうとはしない。 ほどなくして前室にいた一行は撮影のため、106スタジオへ向かう。広さ200坪のスタジオに
◆◆◆ メッセージに記されていた28日に何があったのか 社会部記者が明かす。 「9月30日午前7時過ぎ、マンションの住民が敷地内の駐車場で女性がうつ伏せに倒れているのを発見し、110番通報。女性は花壇の植え込みに倒れていた。駆けつけた捜査員がマンションを調べたところ、通路に彼女の所持品と思われる手提げ鞄を発見し、身元が判明した」 亡くなった有愛きい(劇団公式HPより) 有愛が所属する宙組の公演「PAGAD(パガド)」が初日を迎えたのは、死の前日である9月29日。その日、有愛は普段と変わらず舞台に立ち、帰宅したという。だが、前述の通りこの日、有愛は母親あてに〈精神的に崩壊している……〉といった趣旨のメッセージを送っていた。 一体何があったのか。 今回新たにわかったのは9月28日の出来事だ。この日は翌日から開幕する宙組公演「PAGAD」の通し稽古が行われた。
選対委員長に就任することになった小渕優子氏。あの“ドリル事件”から実に9年ぶりの要職での起用だ。復権を遂げた彼女だが、果たして政治資金はクリーンなものになっているのか。総力取材で徹底調査したところ――。 ▶役員は小渕だらけ ファミリー企業にも1400万円還流 ▶明治座から献金120万「疑惑の発火点」観劇会が復活 ▶夫はTBS編成局長、夢は次男を「総理にする」 ▶茂木幹事長の嫌がらせ「お前が松川るいを叱れ」 小誌記者は法人登記簿に記された住所を手に、目的の場所に向かった。 榛名山(はるなさん)の麓、群馬県のJR高崎駅から北西に車で15分。そこには、不動産会社が事務所を構えているはずだった。 ところが、該当の番地に存在していたのは、ただの倉庫。受付もなければ、郵便受けもない。一体、どうなっているのか。 近隣住民に尋ねたところ、 「10年ぐらい前はその不動産屋さんはあったけど、その後はずっと倉庫
あったことを無かったことにしたい人たちがいる。そんな怖さを感じた記事がこの夏にいくつかありました。 まずは「731部隊」についての企画記事を紹介します。信濃毎日新聞の「戦後78年 731部隊の記憶」です(8月11日~17日)。 第1回の記事は『県内元少年隊員2人にネット上で中傷の声 命懸けの証言「嘘」呼ばわり』。 戦時中、満州で細菌兵器開発や人体実験などの残虐行為を実行した731部隊について元隊員が命懸けで証言したら、ネットで「このジジイ、嘘ついてやがる。か、実在しない人物だな」などの誹謗中傷が少なくなかったという。 国の姿勢に「まだ隠そうとするのか」と疑問 731部隊の「少年隊」に入隊した清水英男さん(93)は、人体実験で犠牲になった捕虜や、故郷から遠く離れた地で亡くなった仲間のために「命を懸けて証言している」と語る。 同じく元隊員の須永鬼久太さん(95)は部隊の撤退時に上官から「公職に
「日本維新の会」の西宮市議で、リノベーションなどを手掛ける不動産関連会社「リノメゾン」代表取締役の森健人氏(32)が、工事費の支払いを巡り、〈うちの父って反社みたいな人間なので〉などと下請け業者への脅迫が疑われるLINEを送っていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。森氏が送ったLINEを入手した。 森健人市議(維新HPより) 森氏は同志社大学を卒業後、サイバーエージェント勤務などを経て、2021年にリノメゾンを起業。維新政治塾にも通い、2023年4月の統一地方選で初当選した。「“イケメン議員”として、党も期待を寄せている」(維新関係者)という。 “イケメン議員”が「週刊文春」の報道後に送ったLINE 「週刊文春」は7月6日発売号で、森氏に対し、下請け業者のA氏やB氏から工事費の未払い被害を訴える声が上がっている実態などを報道。森氏はA氏やB氏とは認識の差があるとしつつ、「飛ぶつもりはな
今も芸能活動を続ける橋田氏は、実名で取材に応じた理由をそう語る。今もジャニーズへの思いは強い。 オーディションの二次審査でジャニー氏に声をかけられた 「ジャニーさんが作り上げてきた世界は本当に凄い。性加害を単に否定するというより、ジャニーズがいい方向に変わっていくために、お話しすることにしました」 入所以来、後にKAT‐TUNやNEWSになるメンバーらと一緒に、ジュニアとして活動をしていた橋田氏。KinKi KidsやV6のバックダンサーを務めた。ジャニー氏との最初の接点は、オーディションの二次審査だったという。 「皆がまだ名前を覚えられていない時期に、『橋田』と呼んでくれました。覚えてくれていたことが、すごく嬉しかったです」 地方公演先のホテルで事件が起こる ジャニー氏から「ご飯食べようか」と、誘われて家に行ったこともある。リハーサル後、他のジュニア4、5人と一緒に車で、六本木のアークヒ
相続税を節税しようとは思わなかった。天から降ってきたようなお金だからだ。ただ、とにかく期限内に正確に申告しなければ、自分の身が危うくなる。そこで父の死去直後から、相続税について猛勉強を始めた。そして、なすべき仕事を片っ端からこなしていった。 不幸中の幸いと言おうか、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故によって、日本中に自粛ムードが漂っていた。講演会やイベントなどの予定は、軒並みキャンセルになった。 「この10年間でこんなにスケジュール表が空いていることはない」というほど暇だったおかげで、奇しくも相続対策に全力を傾注できた。もし父が亡くなったのが2011年でなければ、とてもあの膨大な作業を一人でこなすことは不可能だったと思う。 以下、私が取り組んでいった膨大な作業を、覚えている限り、ご紹介しよう。 「お父さんをおんぶして2階まで来て下さい」 まず最初に、某銀行の高田馬場支店にある父の貸金
【危険度C:政治的に「敏感」な問題に触れる】 ・「敏感」な単語を微信(WeChat)で書く、話す。 ・「敏感」な単語を検索する。 ・「敏感」な地域に自発的に行く。 ・「敏感」な問題を中国人と話す。 微信(WeChat)は中国人の誰もが使っているコミュニケーションアプリで、日本のLINE以上に生活に密着した存在だ。ただし、会話内容はすべてモニタリングされており、公安がその気になればいつでも調べられるようになっている。 だが、日本人同士で日本語でやりとりしている場合などにそのことを忘れて「今日は天安門事件の記念日ですね」「習近平さんが体調を崩したらしいです」などというメッセージを書き込む人がいる(以前、わざわざ微信で「安田さんの著書『八九六四』を読みました!」と挨拶してきた人物がいて、張っ倒したくなったことがある)。 もちろん、中国の検索サイト『百度』やSNS『微博』『小紅書』などで「六四天安
「ただの記号論なんですよ、セルなんて。マーカーでアスカの絵が描いてあって、そこから宮村優子の声がすれば、もう十二分にアスカなんですよ」 庵野秀明が『月刊Newtype』のインタビューでそう言ったのはもう二十数年前の1996年6月号、最終回26話が放映されてファンの間で大論争になった直後のことだ。それはセルアニメーションにこだわるアニメファンを痛烈に批判し、これはただの紙に描かれた絵だ、現実に帰れと突き放す当時の有名な文脈の中で出た発言ではある。 だが逆に言えばその言葉は、日本のアニメーションにとって声優という存在がどれほど大きな存在であるか、キャラクターの身体性とヒューマニティ、アスカがアスカである自己同一性が宮村優子の声によってかろうじて視聴者と繋がれていることを意図せずに吐露した作り手の告白にもなっている。 エヴァンゲリオンのアフレコにおける庵野監督のこだわりを知らないファンはいない。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く