2016年11月4日のブックマーク (3件)

  • 東田直樹さん問題④(蛇足)

    この話は①~③(主に②と③)で終わるつもりだったのだけど、このブログを読んだ知人に「分かりにくい」と突っ込まれてしまいまして。 私なりに冷静で公平な書き方をしたかったので仕方ないのですが、確かに分かりにくいので、やや私見が入ってしまうが少しだけ追記します。 まず、講演などで手を支えてもらわずに文字盤やパソコンを使っていることについて。 これは特に驚きません。不特定多数の前で、介助者に触られること無く、長文を話す(orパソコンで打つ)だけでいいなら、簡単に出来ます。 事前に文章を覚えさせておく方法もありますし、気づかれないように指示を出せればアドリブをきかせるのもそう難しくありません。私は施設勤めなので、利用者さんを厳選すればもっとうまくやれるかもしれませんね。重度自閉症の方を5人ぐらい集めて「徹底討論。利用者が自らの言葉で施設サービスのあり方を語る」とかやれば、お客さんは喜びそうです(もち

    rose_anonym
    rose_anonym 2016/11/04
    エビデンスについて
  • 東田直樹さん問題③

    ②東田直樹さんの二面性について。 東田直樹さんには、いわゆるカナータイプの重度自閉症者としての状態像を示す東田さん(以下、自閉症東田さん)と、高い知性を持ち作家として活動する東田さん(以下、作家東田さん)の二面性がある。 その二面性が「実は内面に豊かな知性を持っていた自閉症者」として感動を生んでいるのだろう。そのどちらかが無ければ、よくいる自閉症者、あるいはアスペルガー症候群の作家というという以上の社会的影響力は無かったと思う。 なので、以後は便宜的に「自閉症東田さん」と、「作家東田さん」と呼び分けることにする。 呼び分けることのもう一つの理由は、「自閉症東田さん」は意思を表出するのに特定の条件を必要としないのに対して、「作家東田さん」は何らかの条件がないと表出出来ないということだ(少なくとも、文字盤かパソコンが必要という事は明示されている)。なので、表出内容の違いと、表出方法の違い、この

    rose_anonym
    rose_anonym 2016/11/04
    エビデンスについて
  • 東田直樹さん問題②

    デリケートな問題なので、出来るだけ私見を挟まず、客観的に整理したい。 ①まず、東田さんがFC(Facilitated Communication)を使っていること、そしてFCにはエビデンス(科学的な根拠)が無いという点。 現在の東田さんは、介助者が手を添えなくても文字盤やキーボードを使えるようなので、それがFCの範疇に入るのかどうか分からないが、『FCを使うことによって彼が内に秘めた高い知性を表出するにいたった』という主張なのは間違いないようだ。 よく誤解があるが、エビデンス(科学的な根拠)とは、メカニズムが解明されているという意味ではない。 「エビデンスがある=効果が確認された」、「エビデンスが無い=効果が確認されていない」といういことであり、「何故効果があるのか」ということは一切関係が無い。 およそ科学的とは思えない荒唐無稽な理論でも、効果が確認されれば「エビデンスがある」のだ。 平た

    rose_anonym
    rose_anonym 2016/11/04
    エビデンスについて