自宅のネットワーク全体で広告をブロックするなら、Pi-holeを入れたRaspberry Piを常時動かすのが定番だ。もっと小さく安くと考えてESP32でやろうとすると、ブロック対象のドメインを覚えておくメモリーが足りず、PSRAMを積んだ高い方のチップが要る。M-Abozaid氏は、覚え方を変えることで、200円台のESP32-C3で同じことをやってのけた。ファームウェアはMITライセンスで公開している。 DNSシンクホールは、機器が「この広告配信サーバーの住所を教えて」と聞いてきたときに、本当の住所ではなく0.0.0.0を返す仕組みだ。行き先を失った通信はそこで止まる。仕掛けそのものは単純で、問題はリストの持ち方にある。 これまでのESP32向けの実装は、ドメインの文字列をそのままRAMに読み込んでいた。13万件ともなると数MBを食うため、8MBのPSRAMを積んだESP32-S3が必

