石井啓一国土交通相は16日の衆院予算委員会で、熊本地震の被災地復興や風評被害などで減少している観光客の回復を後押しするため、九州の高速道路の無料化や料金の減額を検討する考えを表明した。政府は東日本大震災の事例を参考に、無料化や料金減額の手法、対象区間、期間などを関係省庁で協議する。 質問に立った自民党の岩屋毅氏(大分3区)は「国道の一部が止まっているが、高速道路は突貫工事でようやく復旧したので命綱になっている。(料金を)割安にしてほしい」と要望。石井氏は「高速道路の無料、費用の軽減など、いろいろと要望をうかがっているので検討していきたい」と答弁した。 東日本大震災で民主党政権は2011年6月から東北の高速道路で、被災者が運転する車と、被災者以外はトラックなどの中型車以上を対象に通行料を無料にした。被災者の負担軽減や物流の活発化などが目的で、被災者には料金所で罹災(りさい)証明書の提示を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く