男性の睾丸を狙って噛みつく魚「ボールカッター(パクー)」がスウェーデンで発見され、厳重注意が呼びかけられる 記事の本文にスキップ 南米原産のピラニアの仲間、パクーがスウェーデン南部、デンマークとの国境を隔てるエーレスンド海峡沖で発見された。全長21㎝ほどのこの魚、漁師のかけた網にかかっていた。パクーは男性器を噛み切ることから別名「ボールカッター」、もしくは「ボール・バスター」と呼ばれ現地では非常に恐れられている。 南米原産で淡水魚のパクーが、なぜ海水で温度の低い北欧の海で見つかったのかは不明である。一般的に外来種は、アマチュア飼育者や養殖業者が持ち込むケースが多いとされており、今後専門家らが遺伝子などを詳しく調べる予定だそうだ。 パクーは成長すると体長約1メートル、重さ25キロに達する比較的大きな魚だ。雑食性で木の実、水生植物、葉、カタツムリのほか、他の魚を食べるものもある。歯は丈夫でまる