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ブックマーク / www.actio.gr.jp (3)

  • アクティオ・ネットワーク(Actio Network) | グローバリゼーションのなかで新しいアイデンティティを探ろう  鈴木謙介さんに聞く

    国家主義にからめとられないネットワークを模索したい グローバリゼーションの進展は世界中で様々な矛盾を生み出し、同時にこれに反発して宗教的な原理主義が噴出している。グローバリゼーションは世界に何をもたらし、その先にいったい何が待っているのだろうか。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)研究員の鈴木謙介さんに聞いた。 <新自由主義は原理主義と表裏一体> ◆世界中で原理主義の台頭が目立ちますが この10年くらいの間にいくつかの問題が目に見えて台頭してきました。ポスト冷戦体制がある程度固まってきた後で、いったい誰がどういうパワーを持って世界を動かしているのかという問題がかなりクリアーになってきました。 その中のエージェントを三つあげるとすると、一つはアメリカという国家がアクターです。もう一つが市場原理主義という、どちらかというと企業がアクターになっているもの。そして反グロ

    rrmmjjff
    rrmmjjff 2009/10/16
  • アクティオ・ネットワーク(Actio Network) | 「小さな物語」のバトルロワイヤルに希望はない 宇野常寛さん

    多様な中間共同体の再生こそが新しい政治の役割 世界に関する「大きな物語」が死滅し、思想界にはポストモダン状況が進行した。共通の参照先を失ったため、「小さな物語」は余りにもアナーキーに乱立している。こうした状況に対し著書『ゼロ年代の想像力』のなかで警鐘を鳴らした宇野常寛さんに聞いた。 <価値相対主義はバブルと表裏一体> 「ロストジェネレーション」に生まれて 1978年生まれの僕はいわゆる「ロストジェネレーション」世代のど真ん中です。ただ、両親ともそれほど不況の影響を受けない職業についていたこともあって、いわゆる「95年問題」「失われた10年」が経済問題だという実感はあまりなかったんです。もちろん、経済問題やそれに付随する規制緩和など一連の改革の動きがあればこその変化なんでしょうが、僕個人はむしろこの十年の変化ということでは、社会構造そのものの変貌だと捉えています。 僕は1994年に高校の

    rrmmjjff
    rrmmjjff 2009/06/01
    こういった原理主義者同士が衝突する世界観で、自分の信じる物語の真正さを主張することには意味はありません。けれど、人は信じる物語がないと生きていけない。だから動員ゲーム=バトルロワイヤルは止まらない。
  • 仲正昌樹さんインタビュー(1084)

    質主義的思考はやめよう 脱構築的に発想し、実践はプラグマティックに 金沢大学助教授 仲正昌樹さんに聞く(下) マイノリティ、望んでなったわけじゃない ――大きな物語、小さな物語といった問題は、欧米にも存在する問題なのですか。 ★欧米でも、だいたい同じような傾向になっているようですね。ただし日と違うのは、昨年と今年アソシエ21で招いたドゥルシラ・コーネルやナンシー・フレイザーといった小さな物語を批判する研究者がいて、ある程度支持を受けているところです。 日では、大きな物語(既成マルクス主義)が崩壊した後、なんか雰囲気でみんな小さな物語に行ってしまった。その小さな物語をやっている人間を、こんどはどっかの大きな左翼が利用しようとする。 日の爺さん左翼は、小さな物語をやっている連中をわりと好む傾向があるんですよ。理由ははっきりしています。例えば宇野経済学の人間は、マイノリティ問

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