まえの話の続き。 アプリにデバッグ用の UI を入れる狙いを広く捉えると、これは observability の改善だと言える。Observability, ソフトウェアの状態を外から見えるようにすること。場合によっては状態をいじれること。 Monitoring なんかは observability の一部と言える。ただしここでは主に対話的な observability, つまりデバッグ UI みたいなものを念頭に置いている。対話的な observability の実装に限っても色々な形がありうる。デバッグ用の dashboard かもしれないし、HUD 風の overlay かもしれないし、気の利いたCLI かもしれないし、何らかの shell かもしれない。 Observability の高さはそのチームやインフラの maturity を示す良い指標の一つだと思う。Maturity の