今朝のNHKニュースを視ていたら,六本木駅などに小型カメラと顔認証システムを組み込んだ画面表示型商業宣伝装置を設置し,その商業宣伝広告を見た人の性別と年齢を自動的に検出して集計する実験が開始されるそうだ。 顔の画像データは保存されないようになっているからプライバシー侵害はないとの見解に基づく実験とのことだ。 問題点は次のとおり。 1)経営陣に対しては画像データの保存をしないと説明して決済を受けているかもしれないが,本当に画像データが保存されていないかどうかは分からない。技術者がこっそりと画像を外部のデータセンターに無線または有線で伝送し蓄積してしまうような仕組みを組み込んでしまっているかもしれない。また,リモートによりリアルタイムで画像の状態をチェックできる仕組みになっている場合,そのチェックをするための端末装置のほうでは画像データの蓄積をすることが可能だ。システム全体の安全性及び信頼性に