パレスチナ自治区ヨルダン川西岸で、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定したことに抗議するパレスチナ人男性を拘束するイスラエルの治安部隊(2017年12月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / ABBAS MOMANI 【12月25日 AFP】イスラエルの治安機関シンベト(Shin Bet)のナダブ・アルガマン(Nadav Argaman)長官は24日、反イスラエルを掲げた襲撃の件数は前年比で減少したものの、米国がエルサレム(Jerusalem)をイスラエルの首都と認定したことで治安情勢はより不安定化したとの見解を示した。 アルガマン長官は記者会見で、「今年発生したテロの水準は54件で、2016年の108件から減少した」と述べた。事前に阻止した攻撃の件数も増えたという。 一方、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が今月6日にエルサレムをイスラエルの首都と