エルサレムにあるイスラエル国会で発言するベンヤミン・ネタニヤフ首相(中央、2018年12月24日撮影)。(c)Marc Israel SELLEM / AFP 【12月25日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)政権は24日、来年11月までに行う予定だった総選挙を前倒しし、来年4月に実施することを決めた。ネタニヤフ首相は国会で過半数の勢力維持に苦慮し、汚職疑惑で起訴される恐れもあるが、世論調査では自身が率いる右派政党リクード(Likud)が第1党を維持するとの結果が出ていた。 連立与党の党首らは声明で「予算と国家の責任を問うため」来年4月初めに選挙を行うことで合意したと発表。アイェレト・シャケド(Ayelet Shaked)法相は、国会を解散して来年4月9日に総選挙を実施するための法案を準備すると明らかにした。 ネタニヤフ氏をめぐっては収賄や不
【カイロ=佐藤貴生】イスラエルのネタニヤフ政権は24日、来年11月に予定されていた国会(一院制、定数120)の総選挙を4月上旬に前倒しすると発表した。連立与党各党の幹部らが協議して決まった。 同政権をめぐっては先月、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの事実上の停戦を受け入れた際、連立の一員だった極右「わが家イスラエル」のリーベルマン党首が国防相を辞任。同党が連立を離脱し、与党の議席数がかろうじて過半数を上回る61まで減ったことで、政権が不安定化するとの指摘も出ていた。 一方、イスラエルの警察は12月上旬、国内の通信社に便宜を図った見返りにニュースサイトなどで好意的な報道をするよう求めたとして、ネタニヤフ氏を収賄などの罪で起訴するよう検察当局に勧告した。同氏への起訴勧告は3件目。 ただ、外交・安全保障政策でトランプ米政権と親密な関係を構築するネタニヤフ氏への支持は
イスラエルのネタニヤフ首相。来年4月に総選挙を実施することを決めた/Lior Mizrahi/Getty Images Europe/Getty Images (CNN) イスラエル国会は26日夜、政権を解散して来年4月9日に総選挙を行うための法案を可決した。法律の規定より8カ月近く前倒しして総選挙を実施することになる。 イスラエル国会のウェブサイトによれば、法案は賛成102票、反対2票で可決された。 閣僚のヤリブ・レビン氏は議会で、米大使館移転を含む政権の実績を称賛。さらに、議会でこれまで成立した最重要法律の1つとして「ユダヤ人国家法」に触れ、イスラエルの国家としての存在や、ユダヤ人の民族的郷土としての性格の基礎になるものだと強調した。 一方、野党シオニスト連合のリブニ党首は「イスラエルにとって非常事態であり、劇的な変革が必要だ」と述べ、政権を批判した。「政権が民主主義のあらゆる側面を軽
イスラエル・テルアビブに掲示された、ベンヤミン・ネタニヤフ首相(右)とドナルド・トランプ米大統領の巨大ポスター(2019年2月3日撮影)。(c)JACK GUEZ / AFP 【2月4日 AFP】イスラエルのテルアビブに、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領がにこやかに握手する巨大ポスターが登場した。4月に総選挙を控えたネタニヤフ氏は、選挙運動を活発化させている。 縦20メートル、横10メートルのこのポスターは、交通量の多いジャンクションの上に掲示された。この他、テルアビブやエルサレムなどの都市の各地にも張り出されたという。 ネタニヤフ氏はトランプ氏と強い関係を築いており、トランプ政権は2017年12月にエルサレムをイスラエルの首都と認定。これについてネタニヤフ氏は、自身がトランプ大統領に対して持ち得
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